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韓国版「さまよう刃」上映禁止仮処分を棄却

Wow!Korea / 2014年4月23日 15時20分

韓国版「さまよう刃」主演のチョン・ジェヨン(左)とイ・ソンミン

韓国版「さまよう刃」でチョンソル学院を未成年者の性売買斡旋所のように表現したとし、学院側映画制作・配給会社を相手取って、上映禁止仮処分を申請したが受け入れられなかった。

ソウル中央地裁はイトゥス教育がエコフィルムとCJ E&Mを相手取り提出した仮処分申請を棄却したと23日、明らかにした。

裁判所は「映画に登場する『チョンソル学院』という名称はイトゥス教育が運営する学院の名称と同一だ」としながらも「観客が映画の中の建物を実際に運営されているチョンソル学院と誤認することはないだろう」という決定を下した。

また「映画上映でイトゥス教育に対する社会的評価が低下されると見るのは難しい」と付け加えた。

イトゥス教育は「裁判所は映画の中のチョンソル学院が江陵にあり、誤認する可能性は高くないと見たが、全国単位で受験生を募集する学院の特性上、映画の中の学院と実際の学院を同一視する受験生や保護者が多いと予想している」とし「制作会社を相手取った損害賠償および慰謝料請求訴訟、名誉棄損訴訟は予定通り行う」と述べた。

現在、韓国の映画館で上映されている「さまよう刃」は、日本の作家 東野圭吾の小説を原作にした作品だ。

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