映画「最後まで行く」イ・ソンギュン「感情の配分に苦労した」

Wow!Korea / 2014年5月13日 13時28分

俳優イ・ソンギュン

「ずっと緊張感が続くのですが、その中にユーモアがあります。後半部にはアクションもあります。とても独特な韓国映画になるのではと思い、この映画を選びました」。韓国俳優イ・ソンギュンの言葉だ。

ホン・サンス監督作品の常連でもあり、「私の妻のすべて」(2012)のようなロマンチックコメディでその役割を十分に果たしてきたイ・ソンギュンが、今回は犯罪アクションに挑戦した。29日公開のキム・ソンフン監督の2作品目となる映画「最後まで行く」(原題)。

映画はまるでジェットコースターのようだ。緊張感が高く、その頻度も高い。精巧ながらも愉快な作品で、「新鮮な刺激を与える」と評された。また、第67回カンヌ映画祭「監督週間」にもラインナップされた。

イ・ソンギュンは12日、ソウル市内のカフェで行われたインタビューで、「映画を撮影する上で、感情を分配するのが大変だった」と話した。

「(役の)ゴンスには初めからムカつく事が連続的に起こるため、表情や感情をどう出すか悩みました。初めからずっとムカついた表情を浮かべたら、観客も一緒にイライラしてしまうのではないかと…。そんなときは、ある程度、感情を緩めることが必要です。笑いのポイントを作り、そうしながらもリアリティを生かさなければなりません。緊張と弛緩の間の綱渡りが難しかったです」

映画でゴンスは、チャンミン(チョ・ジヌン)と中盤以降から対決を繰り広げる。対決ではあるが、主に殴られる役だ。初対面でむやみに駆け寄るチャンミンに殴打され、決意し飛びかかったトイレのシーンでは無気力に倒れ込む。

「互いに噛んで殴り、首を絞め…それこそ凄まじかったです。拳ひとつ振り回す力がない程、2人とも元気がない状況でした。ジヌンさんに貯金箱で頭を殴られアザもできましたし、肋骨にも響きました。監督は負傷する危険があると判断しながらも、撮影最終日に『アパート激闘』のシーンを撮影したんです(笑)」

この最後のシーンはイ・ソンギュンとチョ・ジヌンのアイデアが光った事例だ。当初、キム・ソンフン監督は精巧なコンテで俳優の動作を計算し準備していた。しかし、「計算し尽くした(約束された)アクションシーンを撮れば、感情が滅びる」というデメリットがあった。

「約束されたアクションはこの映画の雰囲気とは合わないと思いました。僕たちの動作が台本にあまりにも詳細に描写されていました。実際、動線にもさまざまな制約もありました。本当に闘っているように見せるにはどうしたらいいのか、ジヌンさんと話し合う中でアイデアが浮かび、監督に相談したんです」

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