「EXO」KRISの訴訟はなぜ? グループ活動はどうなる?
Wow!Korea / 2014年5月15日 18時2分
グループ「EXO」の中国系カナダ人メンバーKRIS(クリス/23)が15日、所属事務所SMエンタテインメントを相手に専属契約の無効を求める訴訟を提起し、注目を集めている。
「EXO」がデビューから2年のグループであり、現在は韓国と中国で最高の人気を誇るグループであることから、突然の訴訟提起に事務所側とファンも動揺を隠せない。
KRISは中国系カナダ人として「EXO」の中国活動ユニット「EXO-M」のリーダーを担う人物でもある。
これを前に、「SUPER JUNIOR」の中国人メンバー、ハンギョンが2009年にSMエンタテインメントを相手取り「専属契約効力の不存在確認」訴訟を提起し、現在中国で独自の活動を行っている点で”第2のハンギョン”という言葉も飛び交う事態だ。
■文化の差の克服、企画会社システムへの適応が難しい現実…収益配分で葛藤も
音楽界は、KRISが突然訴訟を起こした理由として、いくつかの可能性を挙げている。
中国人(中国系)のメンバーが韓国に渡り、練習生としての過程を経てデビューするまで、国内の企画会社におけるシステムと文化的な差を克服できずにいたという点だ。
ある有名プロダクションの代表は「外国人メンバーの場合、意志疎通から文化的な差など、あらゆる部分で困難を極めるのが事実」とし「特に、メンバーらが寮生活を送りながら決められたスケジュール表のとおりに練習し、多忙な日程をこなすという歌手育成のシステムに適応できないケースがある。余裕のない日程を消化するなかで、葛藤も生じるはずだ」と説明した。
実際、KRIS側は「SMエンタテインメントが芸能人としてのビジョンを提示するよりも、付属品や商品のように扱った」とし「事務所が韓国および中国などのすべての公演やイベント、出演に対して一方的に日程を決定。その過程で原告(KRIS)の意志や健康状態は全く考慮されなかった」と主張している。
音楽関係者たちはまた、専属契約書の内容の中で収益配分などにおける不当さを感じていたのでは、とも指摘している。
あるガールズグループの企画企画会社本部長は「契約書上で不当だと感じる点があるかもしれない」とし「特に『EXO』の場合、12人で海外を行ったり来たりする多忙な活動に比べると収益配分が不合理だと考えられる可能性もある」と語った。
実際、KRIS側は「収益分配金の支給時、SMエンタテインメントは一方的に作成した計算表だけを提示し、どんな具体的な説明や精算データも明記しなかった」とし「多忙を極める業務や活動に比べて、常に経済的な困難を感じていた」と吐露。
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