女優ナム・ギュリ　ドラマ「ハートレスシティ」オフィシャルインタビュー

Wow!Korea / 2014年5月21日 12時58分

－今回は、アクションシーンがとても多かったと思いますが、大変だったことは？

あれだけ撮ったのに、放送では思ったほど使われていませんでした（笑）。7時間も撮ったのに、放送されたのは3分だけだったり（笑）。アクションといっても、実際に叩いたりすることはありませんよね。でも、力の調節をしながらも、本当に叩いたり叩かれたように見える演技をしなければいけないのが、思ったよりも大変でした。相手の役者さんと息を合わせるのも、とても難しかったですね。また、まだアクション経験が少なく要領を得ていないので、1回の撮影が終わると、体中にアザができたりもしました。なので、次の日にも撮影があるときは本当に疲れてしまって大変でした。あまりにも疲れるので、サンファタン（双和湯）をお茶を飲むように毎晩飲んで寝ていたのを覚えています。それから、湿布も手放せませんでしたね（笑）。

※双和湯（サンファタン）：風邪を引いたときや体調不良の時、疲労回復のために韓国でよく飲まれるドリンク剤。

－本当にたくさんあると思いますが、一番印象に残ったシーン、名場面はどこですか。

拘置所でのシーンですね。表向きは平然としていますが、本当は恐怖と緊張で押しつぶされそうなのを必至で我慢しているというのを表現しなければならないというのが、とても難しかったです。また、他の受刑者たちに殴ったりされるシーンは撮影に時間がかかり、体力的にも大変でした。今まではそれなりに、体力がある方だと思っていましたが、もう少し運動をしておかなければ、と痛感しました。

－他の出演者の方々とはどのように過ごされましたか。

キム・ユミさん、チョン・ギョンホさん、コ・ナウンさん、イ・ジェユンさん…他の方とは一緒のシーンが少なかったので撮影でお会いすることは少なかったのですが、和気藹々としていて、とても楽しく過ごしていました。ですが、重いストーリーのドラマなので、そこのところはお互いにあえて少し距離をとったりもしていたと思います。

－何か撮影の裏話やエピソードはありますか。

今回はとても重いストーリーだったので、特にこれといったエピソードがありませんでした。ですが、実は数日前に、もう一度このドラマを見直してみました。そうしたら、セットがとても綺麗に映っていて驚きました。実際には結構汚れているんですよ（笑）。湿気が多く、カビている部分もあったりして。映像では、まるでふわふわの掛け布団をかけているように見えますが、カビの部分を隠しながら撮影をしたりしていました。今回は、体力的にも精神的にもとても大変な作品でしたし、真夏にもかかわらず多くのアクションシーンや感情的に辛いシーンの撮影をしたので、疲れ切ってしまったというか…。小さな出来事はいくつもありましたが、特に大きな裏話というのはなかったと思います。

『ハートレスシティ～無情都市～』

完全無料BSテレビ局・Dlife（ディーライフ/BS258ch）にて、

2014年5月9日（金）より、毎週金曜12：00AM日本独占放送中