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沈没事故で犠牲になった少年の自作曲に盗作疑惑、ミュージシャンがメロディ寄付

Wow!Korea / 2014年6月2日 17時30分

故イ・ダウン君の自作曲「愛する君よ」

セウォル号沈没事故で犠牲となった少年イ・ダウン君の自作曲「愛する君よ」が、インディーズシンガーソングライター ミント少年の曲と酷似しているとの疑惑が提起され、ミント少年はメロディを寄付することを発表した。

ミント少年は2日、自身のFacebookを通して「この曲の収益が檀園高校の学生のために使われるという良い趣旨であることから、私がイ・ダウン君の『愛する君よ』のリフレインに『子守唄』の主部分を寄付することにした」と明かした。

これを前にミント少年は、「4Men」のシン・ヨンジェが遺族の要請で歌った「愛する君よ」が発表されると、「私が作った楽曲『子守唄』という曲のリフレインメロディと歌詞が同じ、または酷似している」と主張し、ネットユーザーらの関心が集まっていた。

ミント少年は「子守唄」について「昨年8月頃に書き始め、9月に完成した曲」とし「昨年に完成させ、同年10月1日にネット上へ掲載した映像がある」と説明していた。

イ君の自作曲だと考えていた遺族は、このような事実を伝えられて困惑した。イ君が生前、叶えることができなかった夢を何とか叶えてあげたいという思いとは異なり、非難されることとなってしまったからだ。

イ君の伯父は2日、聯合ニュースとの電話インタビューに応じ「ミント少年の文書を読み、彼も心に傷を負っただろうという思いから(ミント少年へ)メッセージを送り、昨日、直接お会いした」とし「私たちは当然、自作曲だと思っていたが、曲のリフレイン部分は『子守唄』とかなり似ていた。意図的なものではなかったが、申し訳ない気持ちである旨を伝えると、ミント少年はリフレイン部分のメロディを寄付する、と申し出てくれた」と明かした。

また、遺族は「ミント少年は、『共同作曲ということにすると、商業と結びついてしまい美しいことではなくなってしまう。作詞作曲はダウン君が行い、私がメロディを寄付した追悼曲ということにしよう』との思いを伝えてくれた」とし、さらに「また合同告別式が行われる際には、必ず参席して追悼したい、と言ってくれた」と語った。

一方、ミント少年もFacebookを通して、同様の趣旨の意志を明かした。

ミント少年は「去る1日、ダウン君の伯父さんに会い、お互いの間にあった誤解を解いた」とし「この曲は一部、私の楽曲からできあがったということを認めてくださった。私は、自分の曲が完成したとき、盗作だという話が出る悔しいことだけは避けたかっただけ」と強調している。

続けて「6月中旬から末頃、私のファーストシングル『子守唄』を発表することに決定した」と伝えた後、「盗作という表現ではなく、ある一人の学生が歌手になりたいという夢を追って、習作した曲だと考えてほしい」と呼びかけた。

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