<Wコラム>「少女時代」の妹分、「Red Velvet」沙汰と日韓の戦争トラウマ

Wow!Korea / 2014年8月3日 1時19分

「少女時代」の妹分としてデビューした「Red Velvet」

「東方神起」、「EXO」、「SUPER JUNIOR」など有名アイドルグループを企画してきた韓国最大のエンタメ企業「SMエンタテインメント」。最近、ガールズ・アイドルグループの「少女時代」や「f(x)」の妹分として「Red Velvet」をデビューさせたが、早速、強い非難に直面している。

8月4日にデビュー曲「幸福(Happiness)」の正式発売を控えていて、8月1日には同曲のプロモーションビデオ(PV)を動画公開サイト「YouTube」上に発表。その中には、広島の原爆投下を報じる69年前のアメリカ新聞と、14年前の9・11ニューヨークのテロ事件を連想させるコラージュが含まれていた。

PV公開の当日、原爆や9・11のイメージが含まれていることに気付いた一部の韓国ファンから早速、心配の声が上がった。日本やアメリカでの活動も視野にいれている「Red Velvet」に対して、大きな打撃も予想されたからだ。しかし、「SMエンタ」が対応できていない数時間の間に、日本のスポーツ新聞がこれを記事にし、日本のSNSで大きな話題になったのだ。それを受けて、韓国のSNSでも大騒ぎ。

数時間後、「SMエンタ」は、PVの監督に確認した上、「気付いていなかった」、「修正する」と発表。しかし、その後も日韓のSNSや、日本の夕刊紙では非難の声が止まらない。

このような非難が正しいかどうかは、同曲のPVを綿密に見てから判断すべきである。

主な判断のポイントは、「事前に、何らかの意図があったのか」と「事後、誠実に対応したのか」であろう。SNSなどに煽られ、非難をする前に、キチンと自分の目でその映像を確認する必要がある。

まずは、「事前に、何らかの意図があったのか」を検証しよう。この曲は、「幸福(Happiness)」がそのテーマあり、題名でもある。PVには、切り貼りのコラージュ技法で数多い象徴やシンボルが登場する。一角で「世界的な秘密組織」の象徴だと噂されているものも含まれている。

数回繰り返し見ても、「戦争」による人類最大の悲劇である原爆投下、「テロ」による人類最大の悲劇である9・11は、「幸福(Happiness)」と対比しようとした意図だとしか思われない。しかし、見方によっては、この映像に対して「何らかの意図」まではなくても、「不快感」や「トラウマ」は感じられるものである。戦時中の「敵国」アメリカ新聞の見出しだから、その英語表現が低俗であることは仕方ない。当時の日本の新聞も相手に対して同じような表現をしていた時代だ。

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