<インタビュー>「JYJ」ユチョン、天性の俳優・天性の歌手
Wow!Korea / 2014年8月9日 0時13分
パク・ユチョンには2つの修飾語がある。1つ目は「超人気アイドル『JYJ』のメンバー」、そしてもう1つは「超人気の20代俳優」だ。3年ぶりに発表した2ndアルバム「JUST US」で歌手の活動を再開しながら、映画「海霧」を通じてスクリーンでもファンの前に姿を見せるユチョン(JYJ)は、立派な「歌手兼俳優」だ。
多くの人がそうであるように、特にユチョンは歌手業と俳優業どちらに対しても真剣だ。どちらもおろそかにしない。歌手として音楽について深く考え、演技について話す時も俳優としての欲望や抱負を語ったりする。
おそらく彼は、2つの世界が持っている魅力を簡単に諦められないからではないだろうか。俳優として演技でメッセージを伝えるという喜び、そして歌手として音楽で癒しを与えるという喜びが大きいと語った。
「映画『海霧』で船員服を着るが、またいつこのような服を着られるかと考えたら、楽しかったし、こんなふうにいろいろな姿をお見せできること自体がこの職業の特性であり、また僕の幸福であり、楽しみであると思います。俳優という職業が、メッセージを伝えることのできる媒体になるということは、意義深いことだと思います。幸福であり、責任感も大きいが、楽しいことでもあります。一方、歌手というのは短時間で希望を感じることもあるが、聞く人に多くの癒しを提供できるものだと思います。音楽は、人が日常的に、車での移動中に聞くようなイメージがあります。そうなると細かく断片的な癒しを与えられるのが、音楽だと思います。」
最初に俳優としてのユチョンに会った。「海霧」の公開を前にした彼は緊張し、ワクワクするという感想を述べながら、難しい作品に挑戦した理由を語った。「俳優としての欲」が大きかったからだ。これからの俳優生活をしっかりしていきたいという彼にとって、映画「海霧」は一段階上に成長できるいいチャンスだった。
「事務所の方にも僕からやってみたいと話しました。その時、もっと悩んでみようと事務所に言ったんです。多くの方が意外だとおっしゃいましたが、僕はこの作品に出演できるようになったことが、意外だと思いました。演技に対する欲望とか、これからも演技を続けていきたいという気持ちがあったので、どうなるかわからないけど、とにかくやってみようという気持ちの方が強かったんです。」
彼の俳優としての真摯な姿勢は映画「海霧」のベッドシーンの話をする時に強く感じた。スクリーンデビュー作で、そして数多くの女性ファンを持つ主人公として、顔が大事なはずだが、ベッドシーンではユチョンの顔がなかなか見られない。相手役の女優ハン・イェリを抱きしめて泣くところでベッドシーンにつながるのだが、このシーンでユチョンは、ハン・イェリの背中に顔を埋めて泣いてばかりいる。顔よりも映画全体の方が重要だという彼は、顔が崩れることを恐れない。実際に今作のために5kgほど太ったという彼は、自ら表現しているように「まるまる」した姿で登場する。
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