<Wコラム>「ZE:A」シワンの「未生」、地上波ドラマに負けない人気の秘訣とは?

Wow!Korea / 2014年11月17日 18時34分

今の韓国では、ケーブル・衛星チャンネルの番組が地上波番組に匹敵する人気を集めている。ドラマでは、「ZE:A」シワン(写真)らが出演する「未生(ミセン)」(tvN)が平均で5%台の視聴率を記録し話題に。(写真

今の韓国では、ケーブル・衛星チャンネルの番組が地上波番組に匹敵する人気を集めている。

ドラマでは、「ZE:A」シワンらが出演する「未生(ミセン)」(tvN)が平均で5%台の視聴率を記録しながら話題となっている。人気ウェブチューン(インターネット漫画、Web Cartoon)を原作にしたことから、放送前から話題を集めていたが、実際のドラマでも原作との高いシンクロ率で好評だ。

「金持ち」、「三角関係」、「不治の病」など、従来の韓国ドラマのパターンを排除し、会社員の涙ぐましいサラリーマン生活や人間関係をリアルに描写したところが視聴者の共感を呼んでいる。

他にも、マ・ドンソク、キム・サンジュン、パク・ヘジンなど個性派の役者らが出演し安定した演技力を見せている「悪い奴ら」(OCN)も話題作の一つ。最高視聴率は4.6%で同時間帯では1位をキープしている。

強力班の刑事が元強力犯罪者たちを、逆に「社会正義」の実現に使うというユニークな題材をベースにしている。

そして、バラエティー番組でも幅広いジャンルで「ケーブル・衛星チャンネル」の勢いが目立っている。

音楽番組では、近年韓国で続いているオーディション番組ブームの先駆け的な存在である「スーパースターK」(Mnet)が大復活に成功している。

「シーズン5」での不振で番組閉止がささやかれていたが、気を取り直して望んだ「シーズン6」からは、実力者たちの拮抗した真剣勝負が蘇り、K-POP・音楽業界を賑やかせている。

また、JTBCの「ヒドゥン・シンガー(HiddenSinger)」も奇抜な企画力で毎回話題づくりに成功している。

アイドルの音楽に飽きつつある韓国の視聴者たちを取り込むべく、「見る音楽ではなく、聴く音楽」をポリシーにして、歌唱力を武器にする歌手とそのモノマネ実力者の真剣勝負の結果を客席に判定してもらうというユニークなコンセプトだ。

一方、トーク系のバラエティー番組では、下ネタや犯罪話など「19禁ネタ」に特化した「魔女狩り」(JTBC)という番組が好評を受けている。

さらには、11カ国の外国人青年たちによる論説番組「非首脳会談」や、韓国の未婚男性と北朝鮮からの脱北美人との仮想結婚を題材にした「愛情統一・南男北女」(TV CHOSUN)、スターたちの自炊をテーマにした「三食ご飯」(「2PM」テギョン、俳優イ・ソジン出演)などが視聴者の支持を得ている。

韓国では、2011年に地上派とは違う「多チャンネル放送局」である総合編成チャンネル(JTBC、MBN、TV CHOSUN、CHANNEL A)が誕生したことで、ケーブルや衛星電波を使った番組の受け皿が飛躍的に増えた。

このようなテレビ業界の競争激化によって、新鮮味のない番組は自然に淘汰され、視聴者の共感を呼ぶコンテンツのみが生き残る時代となった。

「総合編成チャンネル」では、地上波よりも規制が少なく、表現の自由が保障されているため、視聴者たちが求めるコンテンツが比較的に作りやすいというメリットがある。製作陣の奇抜なアイデアを、より視聴者の目線で実現することができるのだ。

地上波にとっては、目障りのような存在かもしれないが、両者が切磋琢磨しながら視聴者を楽しませられる良質なコンテンツ作りを常に心がけていけば、いずれ日本やアメリカのような「メディア大国」として生まれ変わる日が来るかもしれない。

韓国芸能ニュースのワウコリア

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