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<Wコラム>「god」キム・テウ、自ら経営する芸能事務所の10代女子アーティストに訴えられた訳とは?

Wow!Korea / 2014年11月29日 10時28分

K-POP界のベテランボーイズグループ「god」のメインボーカル、キム・テウが社長を務める芸能事務所「SOULSHOPエンタテインメント」が訴訟に巻き込まれた。(写真提供:OSEN)

K-POP界のベテランボーイズグループ「god」のメインボーカル、キム・テウが社長を務める芸能事務所「SOULSHOPエンタテインメント」が訴訟に巻き込まれた。

所属アーティストのメーガン・リーに、専属契約効力停止の仮処分を求める訴訟を起こされたことが韓国芸能界を騒がしているのだ。

メーガン・リーとは、ことし同事務所でデビューした韓国系アメリカ人の10代女性ソロ歌手。なお、「SOULSHOPエンタテインメント」は、キム・テウの妻であるキム・エリ氏が役員を努めており、その母親(キム・テウの義母)が本部長を務める家族経営の会社だ。

今回の訴訟は、メーガン・リーと、会社経営に参画している妻、キム・エリ氏親子との信頼関係がこじれてしまったことが発端となっており、お互いの意見は真っ向からぶつかっているようだ。

では、メーガン・リー側が公開した文書から主な内容を抜粋してみよう。

「3年近くの練習生(研究生)生活を経てデビューを果たしたが、自分を育ててくれたキム・テウ社長には常に感謝している。しかし、ことし2月に経営に参加してきた社長の妻とその母親の横暴ぶりに、これ以上耐えられなかったので契約解除の訴訟を起こした」

「ことしの2月に社長の家族らが経営陣に加わるようになり、10年以上ともにしてきた従来の経営陣たちは全員解雇されてしまった。

「混乱している社内状況の中、準備もまったく整っていない段階で、強引にデビューさせられた。」

「3月からは社長の妻やその母親の独断でスタッフが何度も変わり、スケジュール調整とコミュニケーションが大変だった」

「家族経営が中心になった2月から8月までは、収益分配の精算内訳書を一度も見せてもらえなかった。さらには、『新人なんだからトップスターのように振る舞わないで、とにかく会社を信じて親と一緒に契約書にサインしろ。一度サインしたらどんな異議も申し立てることはできない』と脅迫された」

「次のスケジュールを前日の夜に突然伝えられたり、移動用の車両を社長の妻が勝手に使っていたので、自分は電車やタクシーで移動することも多かった」

「社長の妻親子は、マネジャーを動物病院に行かせるなど私用で使うことも多くて、私のマネジメントにはおろそかだった」

「常に威圧的な態度を取られたり、暴言を吐かれたことで精神的な被害を受けた。さらに、あの二人は私が事務所のスタッフたちに嫌われるように仕向けていた。その結果、私は、うつ病になって精神科でカウンセリングを受けたこともある」

「10月には、会社にミュージカルへの出演を勝手に決められたので、これ以上は会社を信頼できないと判断した。そして、今月の最後の打合せの時も経営陣とは意思疎通を図ることはできなかったので、訴訟に踏み切った」

以上のように、主張しているメーガン・リーだが、まだ19歳の未成年でもあるので、契約書などには親の同意書やサインも一緒に付けられているようだ。

果たして零細芸能事務所における女達の確執はどのような結末に向かうのだろうか。

家族との絆を何よりも大切にする「儒教の国」韓国の芸能界で、「家族経営」の良し悪しに大衆のジャッジメントが下されようとしている。

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