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<Wコラム>「ナッツ・リターン」事件で揺れる大韓航空の機内で酒気帯び騒動のK-POP人気歌手ボビー・キムと今後の行方

Wow!Korea / 2015年1月10日 22時8分

歌手ボビー・キム(写真提供:OSEN)

K-POP界で活躍する韓国系アメリカ人の人気歌手、ボビー・キム(本名:キム・ドギュン、41歳)が大韓航空の機内で酒気帯び騒動を起こしFBIの調査を受けたことが話題となっている。

ボビー・キムは7日の午後4時40分仁川空港発・米サンフランシスコ行きの飛行機内で、4~5時間の間ワインなどのお酒を飲んだ末、泥酔状態に陥り、客室乗務員に大声で罵声を浴びせたと伝えられている。

さらに、客室乗務員の腰に手を触れるなど、セクハラに近い行為もあったとされている。

サンフランシスコ空港に到着したボビー・キムはすぐに地元の警察に引き渡され、取り調べを受けた模様。警察関係者によれは、彼は酔っ払ってはいたものの「今後の調査には誠実に臨む」と述べていたという。

ボビー・キムは米国国籍の市民権を持っていることから、アメリカ内で処罰を受けると見られているが、韓国の航空会社の機内で起きたトラブルでもあるため、韓国の法律を適用することも可能だと伝えられている。

そして、彼の所属事務所は、「現在、ボビーはサンフランシスコに滞在しており、大韓航空の関係者にはすでに謝罪の意を伝えた。また、女性の客室乗務員にも心から謝罪している」とコメントした。

今回、人気アーティストが機内で醜態を晒すという稀に見る事件が起きた訳だが、今後の展開次第では大韓航空側も多少の責任は追及されるかもしれない。

ボビー・キムの主張によれば、事前にマイレージを使ってエコノミークラスからビジネスクラスに変更したにもかかわらず、座席の変更がされていなかった

というからだ。

大韓航空側に芸能人としてのプライドを傷つけられ、機嫌を悪くした彼が、酔った勢いで騒動を起こしてしまったという説も十分考えられるシナリオ。大韓航空側はこれについて、「現在は事実確認中」とコメントしている。

同社は昨年末、いわゆる「ナッツ・リターン」事件が世界各国で大きく取り上げられ、ブランドイメージが大きく損なわれただけに、今回の操作結果にも世間の注目が集まっている。

もしも、本当に大韓航空の業務ミスがあったという結果になれば、株価暴落だって免れない状況を迎えるだろう。

とはいえ、公衆の前で飲酒トラブルを起こし周りの乗客にも迷惑をかけてしまったボビー・キムの言動は、簡単に理解されるものではなく、彼に対する韓国世論のバッシングは今も続いている。

ただ、一部のメディアからは、大韓航空側が今回の騒動を、彼の酒乱によるセクハラ事件に発展させているとの指摘も出ている。「ナッツ・リターン」事件のもみ消しに使おうとしているのではないか、という説もあるので、真相究明にはもう少し時間がかかりそうだ。

一方、ボビー・キムは1973年に韓国・ソウルで生まれ、2歳の時に米国に渡ったとされている。1993年には祖国韓国に戻り、人気歌手のコーラスやラッパーとしての活動を経て、1998年からはソロ歌手デビュー、現在はR&B・レゲー系のアーティストとして活動している。

2004年頃からは、それまでのヒップホップ中心の音楽から、独特な歌い方を売りにした楽曲に方向転換したことが功を奏し、人気歌手の仲間入りに成功した。

この事件で才能ある歌手が大衆の前から離れることも痛いが、彼の名曲が色あせてしまうことはもっと痛い。

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