「イ・ビョンホン脅迫」実刑のダヒ（GLAM）ら、同じ弁護士を選任し控訴準備へ

韓国俳優イ・ビョンホンを脅迫した容疑で実刑を宣告されたモデルのイ・ジヨンとガールズグループ「GLAM」のメンバーダヒが同じ弁護士を新たに選任、控訴の準備に入る。（提供：OSEN）

韓国俳優イ・ビョンホンを脅迫した容疑で実刑を宣告されたモデルのイ・ジヨンとガールズグループ「GLAM」のメンバーダヒが同じ弁護士を新たに選任、控訴の準備に入る。

26日、ソウル中央地方裁判所によると、暴力行為など処罰に関する法律違反（共同恐喝）で拘束起訴されたイ・ジヨンとダヒは去る23日、弁護人選任届を提出したという。

これまでイ・ジヨンとダヒの弁護を担当していた法務法人のほかに、2人が新たに手を組んだ法律事務所は法務法人平安。新しい弁護人団と一緒にすることになったイ・ジヨンとダヒは本格的な控訴準備に入る見通しだ。

裁判部は先立って15日に開かれた1審宣告でイ・ジヨンに懲役1年2か月、ダヒに懲役1年を宣告した。その後去る20日、検察がまず控訴状を提出して目を引いた。

ダヒ側は1審宣告直後「1審でダヒの立場が十分に反映されていなかったようだ。これを中心に控訴を提起する」とし「この事案と関連し、ダヒとイ・ジヨンの立場はまた異なる場合があるが、今回の判決はダヒとイ・ジヨンがあまりにも“ひとつ”として受け入れられたようだ」と「イ・ジヨンの動機が裏切りだったのか、金銭問題だったのかどうかは、ダヒとは別物だ。ダヒとしてはイ・ジヨンとイ・ビョンホンの関係を具体的に知らないまま、イ・ジヨンに善意で助けようとした可能性はあるが、この部分が十分に判断されていなかったようだ」と説明した。

イ・ジヨンと母親もまた宣告直後、取材陣に「申し訳ない。すべては、子供をきちんと育てられなかった（自身の）罪。被害者側に追加被害を与えようとしたわけではなく、事実関係を説明する上での内容だった」と説明した。

検察によるとイ・ジヨンとダヒは、A氏の紹介で数回会ったイ・ビョンホンに性的ジョークが収められた映像の一部を見せて、現金50億ウォン（約5億円）を要求した。これにイ・ビョンホンは直ちに警察に告訴して2人は恐喝未遂容疑で昨年9月に拘束された。

イ・ジヨンとダヒは昨年10月に行われた第1次公判で、弁護人を通じて動画を口実にイ・ビョンホンに50億ウォンを要求した事実を認め、その過程と経緯など具体的な内容は告訴事実を異なると主張した。

一方、被害者であり告訴人のイ・ビョンホンは女優で妻のイ・ミンジョンと共に米国に滞在中だ。イ・ミンジョンは妊娠中で、来る4月に出産を予定している。