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俳優シン・ハギュン、時代劇に初挑戦

Wow!Korea / 2015年2月21日 21時47分

俳優シン・ハギュン

俳優シン・ハギュンが、初の時代劇も完ぺきにこなした。

シン・ハギュンは韓国で3月5日に公開される映画「純粋の時代」で、デビュー16年にして初めてとなる時代劇に挑戦した。

これまでの作品で「ハギュン神」と呼ばれるほど、見事な演技力を見せてきたシン・ハギュンは、本作でも初めての時代劇とは思えない演技で、本作への期待が高まっている。

映画「純粋の時代」は、朝鮮開国7年に王座の主人を取り囲む「王子の乱」と歴史に記録された1398年、野望の時代の中で歴史が隠そうとした血の記録を描いた作品。シン・ハギュンが演じるキム・ミンジェは劇中、朝鮮を開国する過程で輝かしい武功を立て、生まれた王国を不安にさせる国境線を外敵から守り、全軍総司令官である三軍府事に任命される将軍。

チョン・ドジョン(鄭道伝)の婿であり息子が姫の夫として太祖イ・ソンゲ(李成桂)は、姻戚であるくらい権力の頂点に立つ人物だが、女真族の妓女の蘇生、チョン・ドジョンの助けを得て頂上に上りつめるなど、自らのものを持てない寂しさを抱えた人物でもある。

そのため完ぺきに見えるが、内面は孤独で不安定なキム・ミンジェは、とても複雑なキャラクターだ。演じこなすのに大変なキム・ミンジェという人物を、シン・ハギュンは彼なりの演じ方で完ぺきに表現したという。

また幼い頃に失った母親に似た妓女ガヒに初めて所有欲というものを持つようになるキム・ミンジェを、シン・ハギュンは欲望と純粋の境界線に立つ人物として描かれ、映画の完成度を高めた。

最近では、ドラマ「ミスター・ペク」や「ブレイン 愛と野望」、映画「ビッグマッチ」、「ランニングマン」、「高地戦」など数多くの作品で演技力を認められた“ハギュン神”と言われるだけあって、彼の演技が輝いていたと関係者らは皆、口をそろえている。

その上、時代劇初挑戦ということも“ハギュン神”には関係なく、初めてとは思えないような自然な演技を見せた。元々演技力に定評のあるシン・ハギュンには、「初めて」とか「挑戦」というのは全く関係ないのだ。

映画「純粋の時代」は、韓国で3月5日に公開。

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