<インタビュー>キム・アジュン、熱愛説がない理由…本当に熱愛がないんです(笑)
Wow!Korea / 2015年4月29日 8時47分
多くの芸能人は、見かけの雰囲気によって作られたイメージを持っている。キム・アジュンもおしゃれで何事にも堂々としているイメージがあるが、今回は裏の顔をうかがうことができた。
キム・アジュンは、韓国で2月に放送を終了したドラマ「パンチ」で4年ぶりのドラマ復帰をした。正義感にあふれ、積極的で、また恋愛においては前に進むことができるシン・ハギョン検事は、脚本家のパク・ギョンス氏とイ・ミョンウ監督が最初からキム・アジュンをキャスティングしようと思っていたというように、彼女にピッタリのキャラクターだった。
シン・ハギョンを演じながらキム・アジュンは“ラブコメの女王”から抜け出したという評価を得た。「パンチ」の前に出演したドラマ「サイン」も全くラブコメ的な要素はなかった。キム・アジュン本人は「ラブコメでもそれ以外のジャンルでも作品ごとに挑戦している感じです。ラブコメのようなジャンルも常に新しいし、何よりキャラクターが毎回違うじゃないですか」と述べた。
「『サイン』の時も“新たな挑戦”だ、“キャラ変身”だ、“キム・アジュンの再発見”だなどと言われました。女性キャラクターが主体的に描かれるジャンルは多くないので、そう見えるようですね。こういった女性キャラクターがドラマ的に新しい試みだったのではないでしょうか。」
キム・アジュンは「パンチ」で初めて母親役を演じた。未婚の女優が母親役を引き受ける瞬間、目に見えない限界ができ、このような役をずっと演じなければならない心配もあったように思う。しかしキム・アジュンは「むしろ良かったです。私はこのようなキャラクターに配役されない女優だったから」と言った。
「同じ年代でもシングルライフを楽しむ独身女性の役が配役されるでしょう。母性愛を見せる母親役はありませんでした。むしろ私ができることを広げられたので良かったです。あまりに早く母親役をするのではないかという心配はありませんでした。知人にも聞いてみたのですが、私にはマイナスではないと言ってくれました。私は母親のイメージがない女優なので、母親を演じてみたら温かい感じが出てくるだろうとも言われました。」
シン・ハギョンを演じながら感じたプレッシャーは、配役自体に対するものではなく、母性愛を表現しなければならないという点から始まった。キム・アジュンは「知らない分野なので、脚本家の先生や監督にも『実際に子持ちの女優さんがやったほうがいいかも』と言ったことがあります。母性という感情が全ての動力の根源になるキャラクターだから」と語った。
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