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<インタビュー>女優ハン・ヒョジュ、“俳優21人の彼女”になる資格

Wow!Korea / 2015年9月5日 9時41分

女優ハン・ヒョジュ(提供:news1)

「見えないものの方が見えるものよりも大事だと思います。」

映画「ビューティー・インサイド」のイス(ハン・ヒョジュ)は、寝て起きると毎日顔が変わってしまう男性ウジンを愛してしまう。ウジンは寝て起きると、人種や性別、年齢に関係なく見かけが変わり、イスはそんなウジンの内面だけを見て愛そうとするが、決して簡単なことではなく、深く苦悩する。結局イスは現実に耐えられず、精神科で治療を受けることになる。

女優ハン・ヒョジュが演じたイスは、だから特別なのだ。計123人のウジンに愛された女性として、ハン・ヒョジュは21人の主な俳優と共演し、13人の俳優とキスをした。それも本作のシナリオを受け取った時に「第一印象が新鮮だった」とし、「うまく作れれば新たなロマンス映画になりそうだと思った」という。

確かにイスの役は、女優であれば誰もが演じたくなるキャラクターだった。ハン・ヒョジュは自ら「なぜ私だったのかしら」とクールに笑いながら聞き返した。さらに「以前、ドラマ『華麗なる遺産』を撮っていた時に、CM撮影があったが、ペク・ジョンヨル監督に会った際に、つらい現場に耐えられそうに見えて提案されたようだ」とぼんやりと見当づけたことを話すと再び笑って見せた。

ハン・ヒョジュがイスの役に適役だというのは、すぐに納得できる。劇中ハン・ヒョジュは、まるでイスになったようにウジンの感情をそのまま受け取り、自然に反応するからだ。ファンタジーにもかかわらず、イスが苦悩する日常に現実味がある理由も、ハン・ヒョジュがキャラクターに違和感ないように溶け込んだおかげでもある。

実際にもイスはハン・ヒョジュとの接点が多いキャラクターでもあった。「見えるものより見えないものの方が大事」であり、「イスを演じながら21人の俳優からの愛が少しずつ積み重なって、気持ちが温かくなる感じ」になったという。誰よりもイスが「先に相手に聞く配慮が深い女性」だと解釈した。だからハン・ヒョジュは「俳優21人の彼女」になる資格を持った唯一の女優だったのではないだろうか。

―本作はこれまでに見たことがないようなファンタジーな設定で興味深いものですが、なぜ自分が女性主人公に選ばれたのかと思いませんでしたか?

なぜ私だったのかしら?(笑)そうですね…監督から連絡をいただいたんですが、絶対一緒にやりたいとおっしゃったんです。以前、監督とは化粧品のCMでご一緒して、お会いしたことはあるんです。その時に女優としての印象が強く残って提案してくださったようです。当時はドラマ「華麗なる遺産」を徹夜で撮影してからCM撮影に向かったんですが、一睡もせずに一生懸命に取り組む姿を高く評価してくださったのではないかと思います。ハハハ(笑)。つらい現場をよく耐えているように見えたようですね。

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