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<インタビュー>俳優ソン・ホジュン、相変わらず俳優を夢見る男

Wow!Korea / 2015年10月31日 11時17分

俳優ソン・ホジュン(提供:OSEN)

「俳優と呼ばれたからって皆が俳優ではないじゃないですか。」

デビュー10年に向けて走り続けている俳優ソン・ホジュンだが、相変わらず俳優を夢見ているという。韓国で2013年に放送されたtvNドラマ「応答せよ1994」のヘテ役で一躍スターになった後、「太陽がいっぱい」、「トロットの恋人」そして9月に放送終了したドラマ「ミセス・コップ」といった作品で活躍している彼が、謙遜し過ぎではないかと思ったが、聞いてみると深い意味がそこにあった。

「俳優は全部好きです。俳優という称号を得ることは簡単なことではないと思っています。俳優だと言っても俳優になれるものではないから。僕も今、俳優になろうと頑張っている段階です。他の俳優さんたちと息を合わせるということ自体がありがたく思います。」

放送当時、大人気となった「応答せよ1994」は、ソン・ホジュンにとっても特別な意味を持つ作品である。しかしヘテのイメージがあまりに強烈だったせいだろうか。最新作「ミセス・コップ」や韓国で10月15日に公開した映画「秘密」では多少重みのある演技を見せた彼に、ぎこちなく感じる人も少なくなかったが、これについて本人はどう思っているのか。

「イメージチェンジに対する葛藤があって、『秘密』への出演を決めたわけではありません。ただ台本がとても面白かったし、主人公3人が複雑に絡む内容が興味深くて選んだんです。『応答せよ』のヘテ役以降、出演した作品のほとんどが明るいので、大衆は僕に対して明るいイメージがあるようです。実は『応答せよ』出演前には重い作品に出演していました。映画『コ死』では2シリーズとも精神病患者の役をやったんですよ。」

ソン・ホジュンは今回の作品で過去の殺人事件で婚約者を失う男、チョルウンを熱演した。先ほども語っていたようにヘテ役とは正反対で、罪悪感を持って生きていく人物であり、精密ながらも劇的な感情を要するキャラクターである。これを演じるソン・ホジュンの悩みも特別だったはず。

「シナリオを読んで、プレッシャーよりも好奇心がわきました。すごく面白くて、読んで5分で出演を決定したほどです。実際にこのような状況になったら、『僕はどうすることができるだろうか』と考えてみたりもしました。劇中で結婚を前に婚約者が死ぬという設定ですが、結婚準備でケンカして、チョルウンが彼女を途中で車から降ろした後、彼女が死んでしまうんです。」

「そして『こんなふうに置いていかなかったら死ななかっただろうに』と罪悪感を抱えるようになるんです。僕はチョルウンが卑怯だと思いました。本当に愛しているから復讐しようとしたのか、もし彼女を置いていってない状況で彼女が死んだとしても、10年間復讐を夢見ることができただろうか?僕は愛より罪悪感の方が大きかったんだと思います。」

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