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<インタビュー>女優ファン・ジョンウム、この世の全ての“キム・ヘジン”に伝えたいこと

Wow!Korea / 2015年11月28日 9時56分

女優ファン・ジョンウム(提供:OSEN)

疑う余地のない“ミッポファン(信頼できるファンさん)”だった。2002年にガールズグループ「Sugar」でデビューしたファン・ジョンウムは、演技に専念するため脱退を宣言した後、卓越な作品選択能力を誇り、一つ一つフィルモグラフィーを積み重ねてきた。しかし彼女は初めからこのように注目を集める女優ではなかった。ガールズグループ出身という偏見にぶつかり、自らそれを乗り越えなければならなかった。

それでもドラマ「ジャイアント」、「秘密」、「キルミーヒールミー」などファン・ジョンウムを今の座につかせた作品は数え切れないくらいに多いが、当然大衆の愛を独り占めした作品は「彼女は綺麗だった」と言える。視聴者はキム・ヘジンを演じたファン・ジョンウムの痛みを共感し、友情に嫉妬しながら恋にときめいた。

「まずは非常に多くの人から愛されて、無事に撮影を終えられて感謝しています。実際に2か月間、一日に一時間しか寝られない状態で撮影をしていたんですよ。早く終わってほしいと思っていましたが、今ではヘジンがとても愛らしいので離れるのが嫌なくらいです。いつかまたこのような良い作品に出会えるでしょうか。ドラマという作業がとても魅力的だということを改めて感じたし、ありがたく思っています。

劇中、ファン・ジョンウムはキャラクターの特徴を生かすためにわざとブサイクに扮装し、靴の底が抜け落ちるなどハチャメチャな姿もこなした。このような彼女の姿にメディアをはじめ大衆もこのドラマの8割はファン・ジョンウムが引っ張っているという賛辞を送った。

「作品は絶対、一人がうまくやったからといってうまくいくというような簡単なものではないと思っています。私も特にファン・ソクチョン姉さんや、シン・ドンミ先輩、そして両親役の先輩方や子役、みんなに感謝しています。監督がうまくキャスティングしてくださったんです。今回のドラマはそれぞれ自分の持ち場で一人もずれることなく自分の役割をうまくこなしたんだと思います。うまくいくしかない作品だったんです。『秘密』の時もそうでした。内容は違うけど、現場の雰囲気やお互いを思いながら楽しくやって、余計な欲を出さないところが似ていると感じました。」

キム・ヘジンというキャラクターはシノプシスの段階から“ブサイク”が強調された人物で、これを演じるファン・ジョンウムも体を張ったダメっぷりでかわいらしさをあきらめなければならなかった。これは女優として決して簡単な決定ではないはず。

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