俳優ソン・チャンウィ、創作ミュージカル「マタ・ハリ」にキャスティング

俳優ソン・チャンウィ、創作ミュージカル「マタ・ハリ」にキャスティング（提供：news1）

韓国俳優ソン・チャンウィがフランス人パイロットに変身する。

ソン・チャンウィはことし2月、韓国・釜山で開幕したミュージカル「レベッカ」でジェントルな英国紳士マキシム役を担い、華やかな帰還を知らせた。今回は総製作費250億ウォン（約25億8600万円）が投入された創作ミュージカル「マタ・ハリ」にアルマン役でキャスティングされた。

ミュージカル「マタ・ハリ」は第1次世界大戦中、二重スパイ容疑で銃殺されたマタ・ハリのドラマチックな人生をもとに、19世紀末のパリやムーラン・ルージュの舞台をそのまま再現した作品だ。

ソン・チャンウィが扮するアルマン役はマタ・ハリと偶然出会い恋に落ちることになるフランス軍所属の航空写真を撮るパイロットだ。アルマンはマタ・ハリと出会った多くの人々の中で、彼女の本当の内面を理解する唯一の人物でもある。

特にソン・チャンウィはミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」や「ヘドウィグ」、「光化門恋歌」、「エリザベート」などで安定した歌唱力と演技を披露して好評を得た。さらに彼は現在公演中の「レベッカ」でも、光と闇がはっきりとした人物の内面を描き出しており、関心を集めている。

ソン・チャンウィの関係者は「『レベッカ』に続き『マタ・ハリ』まで、相次ぎ良い作品に参加できる機会を与えていただき感謝する。ソン・チャンウィも公演を非常に恋しがっていただけに、来年6月まで休まず活動する予定なので、アルマンの舞台も期待してほしい」と述べた。

一方、「マタ・ハリ」は来年3月25日から6月12日まで、ソウル・龍山区（ヨンサング）ブルースクエア・サムスンカードホールで公演される。