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【イベントレポ】キム・コッピ、映画「つむぐもの」で演技の醍醐味を経験…舞台あいさつで語る

Wow!Korea / 2016年1月28日 18時54分

また、石倉三郎はキム・コッピとの共演について「言葉が通じなかったんですが、心というか、気持ちがあれば(会話が)成立するんですよね。不思議な経験でしたね」と共演した心情を明かした。

撮影現場は本当に楽しかったというキム・コッピは「監督が俳優の皆さんを引っ張って行って下さり、コミュニケーションを上手くとれるようにして下さったので演技をしていてもとても楽しくて、演技の醍醐味を経験しました」と笑顔を見せた。

和紙職人見習い・宇野春一役の森永悠希は「出演者の中では最年少ですが、監督から『そのままでいいですよ』といわれたので、素のまま演じました。素敵な作品に出演させて頂いたことを感謝しています」と劇中でみせた魅力的な笑顔を披露した。

和紙組合理事長・石川昭を演じた日野陽仁は石倉三郎とプライベートでも付き合いがあると明かし「神社での二人でのシーンは石倉さんと自分だと思いました。『これ芝居か?』みたいな感じでした(笑)」と話し、福井県出身の日野陽仁が石倉三郎に方言指導もしたと打ち明ける場面も。

介護施設長・山下幸平役の宇野祥平は「実際の介護施設で撮影したので、自分の中にあった介護の仕事という先入観が消えましたし、どんな仕事にも通じる仕事の難しさや向き合う姿勢を直に見せてもらったのでありがたかったです」と語った。

作詞をもりちよこ、作曲をドラマ「冬のソナタ」の主題歌を作曲したユ・ヘジュンが手掛けた主題歌「月の砂漠」を担当した城南海は「奄美大島の民謡の発声法を歌の中に盛り込みまして、民謡も日本の伝統ということで、和紙職人という日本の伝統を大事にして行くという気持ちは自分の歌に対する向き合い方に通じていると感じました」と述べ、主題歌の生歌も披露した。

石倉三郎は「感動しました。映画はまさに総合芸術ですね」と城南海の歌声に感動した様子そのままに「一生懸命作りました。あとは皆様のご意見をお待ちしております」とあいさつ。キム・コッピは「みなさん、この映画を楽しんでご覧ください。今日、このように皆さんとお会いできてとてもうれしかったです。今日お話しできなかったことはこれからインタビュー取材もたくさんあるのでそちらも参考にして頂ければと思います。ありがとうございます」とメッセージを伝えた。

最後に、劇場公開に向け、犬童監督は「テーマは“人と人”ということにすべてが集約されています。日本は長寿の国で高齢者社会に突入していますが、介護問題に関して、その状況にある人たち以外はまだまだ、鈍感な人たちが多いと思う。もっと知って欲しいし、介護業界で働く人にももっとfeature(フィーチャー)して欲しいと思います。これからの日本にはやはり人と人の“心のふれあい”が必要だと思っています。そういうメッセージをこの作品に込めました」と呼びかけ、舞台あいさつを締めくくった。

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