女優イ・ギョンシルの夫、性暴行容疑で有罪判決

韓国女優イ・ギョンシル（49）の夫チェ某被告が、性暴行容疑で有罪判決を受けた。

韓国女優イ・ギョンシル（49）の夫チェ某被告が、性暴行容疑で有罪判決を受けた。

ソウル西部地裁は4日、強制わいせつの疑いで起訴されたチェ被告に懲役10か月を言い渡し、性暴力治療プログラム40時間を命じた。チェ被告は判決が言い渡された後、法廷で拘束された。

この日裁判官は、犯行当日、4次会まで酒を飲み続けて泥酔状態だったというチェ被告の主張を聞き入れなかった。裁判官は「被告人は犯行を否定していたが、裁判で犯行を自白した。被害者と合意、または被害者へ損害を賠償した事実はなく、被告人の行為は、10数年間も知り合いだった知人の配偶者（妻）を性暴行した点で、罪は重い」とし、「裁判課程で、被害者を不道徳な人物に作り上げ、2次被害を招いた」と述べた。

一方、チェ被告は昨年8月、知人と酒を飲み、被害者の女性を家まで送り届けると言い、自身の車の後部座席に乗せた後、酒に酔って寝てしまった女性を暴行するなど、わいせつ行為に及んだ。女優イ・ギョンシルは、夫の性暴行について「私は夫を信じている」と心境を明かしていた。