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<Wコラム>日本と違う韓国のビックリ~韓国人の「姓」

Wow!Korea / 2016年4月22日 23時8分

韓国で一番人口が多いのは金(キム)。俳優キム・スヒョンのように芸能界にも「金」の姓が多い。(写真提供:OSEN)

日本と韓国の姓を比較してみよう。韓国人の姓は漢字1文字が基本。しかも、種類はわずか300足らずだ。日本人の姓は1万以上もあると言われているから、韓国人の姓の少なさは際立っていることがわかる。その中で突出して多い姓が、「金(キム)」と「李(イ)」である。

◆人口の半分以上を占める5大姓

「金」という姓が韓国の人口に占める割合は21.6%である。5000万人という人口の中で、なんと約1080万人が「金」を名乗っている。

当然ながら、姓だけでその人を呼ぶと、何人も振り向くような結果になるので、韓国では姓だけで人を呼ぶことは少なく、フルネームが基本になっている。友人同士の場合は、姓ではなく名前で呼びあうのが普通だ。

2位の「李」は14.8%もいて、韓国全体で約740万人もいる。さらに、「朴(パク)」は8.5%で約425万人である。

以上の金、李、朴という3大姓だけで、韓国全体の44.9%にのぼる。おそるべき占有率だ。

ちなみに、4番目に多いのが「崔(チェ)」。全体の4.7%で約235万人となっている。5番目の「鄭(チョン)」は4.4%で約220万人である。

3大姓に「崔」と「鄭」を加えると5大姓となり、その占有率は54.0%になる。わずか5つの姓だけで軽く半数を超えてしまうのだから、韓国人の姓がいかに少数にかたよっているかがわかる。

◆子供には親の名の1字をつけない

5大姓に続いて比較的多いのが、「著姓」と呼ばれる姓である。代表的なものには、姜(カン)、徐(ソ)、安(アン)、高(コ)、裴(ペ)、河(ハ)、具(ク)、趙(チョ)、韓(ハン)、権(クォン)、柳(ユ)、孫(ソン)、尹(ユン)、洪(ホン)、成(ソン)、張(チャン)、申(シン)、宋(ソン)、全(チョン)などがある。

また、ごく稀に漢字2文字の姓もある。具体的には、南宮(ナムグン)、皇甫(ファンボ)、西門(ソムン)などである。

子供の名前の付け方も日本とは大幅に違う。日本では親の名前の1字を子につけることがよくあるが、韓国ではそれをしない。むしろ、儒教や中国思想に由来する漢字を使っていく場合が多い。

特に男子の場合は、朝鮮半島に伝統的に根付いている五行思想がよく採用されている。具体的にいうと、「土」「水」「金」「木」「火」の順番に世代ごとに名前を付けていく方法である。韓国の男性の名前を見ると、漢字の部首に「土」「水」「金」「木」「火」が入っていることが多いので、今度注意深く見てみよう。

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