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<Wコラム>「テバク」はチャン・グンソクにどんな成果をもたらした?

Wow!Korea / 2016年6月22日 17時40分

「テバク」はチャン・グンソクにどんな成果をもたらした? (写真提供:OSEN)

「テバク」の全24話の放送を終えて、チャン・グンソクは満足感があふれるコメントを発表している。もちろん、すべてに満足できたわけではなく、惜しいと思う部分もあったことだろう。それでも、「テバク」はチャン・グンソクにとって忘れられない作品になった。

■「テバク」は多くのものを残した

週明けが急に寂しくなってしまった。

3月下旬からは、月曜日と火曜日に韓国で「テバク」の放送があり、このドラマを見ることが、いっときの習慣になっていた。

視聴率の結果にも一喜一憂し、週の前半は「テバク」のことを考えるのが当たり前だった。その「テバク」も6月14日に最終回が放送されてしまい、今週は久しぶりに「テバク」の放送がない週明けとなった。

ちょっとした虚脱感が残る。

一般の視聴者がそんな気分を味わっているほどだから、主役を務めたチャン・グンソクは、どんな思いで「テバク」のない日々を過ごしているのだろうか。

彼にしてみたら、感傷にふけっている暇はないかもしれない。7月には日本でツアーも開催される。その準備で忙しいはずだ。

それでも、チャン・グンソクは折にふれて「テバク」の一場面ずつを思い出しているに違いない。

それほどに、この作品は彼に多くのものを残した。

■俳優を続ける理由

6月14日に「テバク」の放送が終了したあと、チャン・グンソクは次のように感想を述べている。

「作品を通して、私が一体なぜ俳優を続けているのかという理由を見つけ出すことができました」

このコメントの中に、チャン・グンソクの万感の思いを感じ取ることができる。

振り返れば、最初から「テバク」に対する彼の意気込みは半端ではなかった。

それをヒシヒシと感じたのは、放送が始まる前の制作発表会のときだった。チャン・グンソクはニコリともしないで、冷静に「テバク」に主演する所感を述べた。

「ディテールやシナリオが目の前に浮かびました。目を閉じてジッとしているときも、もし自分がテギルならどんな表情をするのか、そんな好奇心が生まれました。この作品をのがしたくない、ぜひやってみたいと考えました」

彼が「のがしたくない」と強く思ったのは、「テバク」が自分の俳優人生に転機をもたらしてくれる、と直感したからだった。

同じ制作発表会で、チャン・グンソクはこうも述べている。

「『美男<イケメン>ですね』のようなものを追求する俳優にかぎっていたのではないか、という疑念がいつもありました。(数え)30歳になります。今までのものを捨てて、(『テバク』が)新しいものを身につけられる作品になるのではないか、と思います」

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