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<Wコラム>「不思議の国」から颯爽と戻ってきたソンジェ(超新星)

Wow!Korea / 2016年7月25日 17時28分

「不思議の国」から颯爽と戻ってきたソンジェ(超新星)提供:OSEN

兵役の世界というのは、韓国の男子にとって「不思議な国」だ。未知数で、不安が先走り、ドキドキする世界なのである。話には聞いていても、経験したことがないのだから、「不思議な国」だと思ってしまうのも仕方がない。そんな場所で2年近くを過ごしたソンジェが、ついに戻ってきてくれた。

■感無量のステージ

ソンジェにとっても、兵役に入る前は不安が大きかっただろう。「超新星」の他の5人と離れてしまうという寂しさもつらかった。

しかし、すべてをやり終えて、ソンジェは5月に戻ってきた。入れ代わるように、「超新星」の4人が兵役に行ってしまった。

これが現実とはいえ、まだまだ辛抱の日々は続く。

そんな彼を温かく迎えてくれたのが、7月19日の大阪公演に駆けつけてきたファンたちだった。

「2年というブランクがあったので、多くの方が来てくれるだろうか、と心配していましたが、空席がないほど会場を埋め尽くしてくださったので感動しました」

そう言って、ソンジェはファンに感謝した。

同じように、7月21日には東京公演があり、ファンがソンジェの復帰を心から喜んでくれた。

感無量とは、この日のソンジェのためにある言葉だった。

■『ありがとう』の歌詞の意味

2年間待ってくれたファンへの恩返しが、まずはソロアルバム『It’s Time』である。このアルバムの制作には、兵役中に感じた様々な思いが込められている。

「今回は1人で制作を行なったので、大変でしたし、寂しくもありました。けれど、その分、幸せも感じました」

そう語るソンジェ。何が、彼を幸せな気分にひたらせたのか。

その理由をソンジェは率直に語る。

「今回は曲のセレクト、衣装、PVなどにも携わり、超新星での活動ではお見せできなかった自分の魅力を伝えようと努力しました」

1人で何でもやらなければならなかったからこそ、あふれるほどの「やり甲斐」も感じたのである。それこそが、復帰したソンジェが一番味わった幸せであった。

ソロアルバム『It’s Time』には、『ありがとう』という、そのものズバリの曲もある。この曲に込めたソンジェの思いとは?

「『ありがとう』という曲は兵役の間、ファンの皆さんに伝えたかった思いを込めた曲です。みなさんには、歌詞をしっかり聴いていただきたいです」

ソロアルバム『It’s Time』のリリースは8月10日。そのときに初めて、ソンジェがファンに一番伝えたいことが、『ありがとう』の歌詞を通して明らかになる。ファンも待ち遠しくて仕方がないだろう。

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