【公演レポ】ソンジェ(超新星)、さらなる進化を遂げてミュージカル「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」待望の日本再演
Wow!Korea / 2017年3月11日 10時59分
2016年9月に京都劇場にて上演された韓国ミュージカル「INTERVIEW~お願い、誰か僕を助けて~」の東京公演が3月1日(水)東京・Zeppブルーシアター六本木にて初日の幕を上げた。
この作品は、2016年5月に韓国で2週間のトライアウト公演を行い、その千秋楽を待たずして日本公演とアメリカ・ニューヨークのオフブロードウェイでの公演が決定したという話題作。
京都での初演の際は、「超新星」のソンジェが出演する除隊後初のミュージカルで、しかも「超新星」リーダーのユナクとダブルキャストで主人公を演じたことで注目を集めた。
会場を東京へ移しての日本再演となる今公演で主人公シンクレアを演じるのは、前回に引き続き「超新星」ソンジェとユナク、そして「モーツァルト!」韓国版でヴォルフガング役などを演じ韓国ミュージカル界で大活躍中のイ・ジフンの3人。
10年前に起こった殺人事件の謎を解き明かすためにシンクレアと対峙する作家のユージン・キム役には韓国でのトライアル公演から参加しているイ・ゴンミョンとイ・ソングンがダブルキャストで名を連ねる。そして唯一の女性キャストであるキム・ジュヨンが、シンクレアの姉ジョアン役として今回の東京公演に参加している。
物語の舞台はロンドンにあるとある小さな事務所。美しい女性の声が歌う少し風変わりな童謡をバックに始まる。何かに追い立てられているように電話にでる男、それがこの“インタビュー”の聞き手となるユージン・キムである。東京公演初日の舞台に登場したのはイ・ゴンミョン。細身でソフトなビジュアルからは想像できない迫力の歌声を聴かせる韓国ミュージカル界きっての名俳優だ。
響くノックの音。この舞台では効果音のひとつひとつにも不穏な空気感が漂っている。そんなムードを一瞬晴らすかのように純粋な眼差しでドア口に立つのがソンジェ演じるシンクレア、この物語の主人公である。
このシンクレアは、幼少時の辛い体験から自身の中に異なる5人の人格を宿した“解離性同一性障害”いわゆる多重人格を持つというキャラクター。ソンジェはそんな性格も年齢も性別さえも異なる5つの人格を瞬間、瞬間で演じ分ける。彼の中性的なビジュアルは、めまぐるしく入れ替わる人格の中でも不思議な説得力を感じさせた。長身を誇るその身体には、立ち方や座り方ひとつにも人格が現れる。もし日本語の字幕を全く見なかったとしても、今話しているのがどんなキャラクターなのかを説明することができるだろう。
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