【公式】検察、刺殺された女優ソン・ソンミ夫に関連し「遺産680億ウォンの分与紛争による計画的請負殺人」

韓国検察が女優ソン・ソンミ（43）の夫が680億ウォン（約68億円）台に及ぶ祖父の財産分与紛争に巻き込まれ、請負殺人の犠牲となったと明らかにした。

韓国検察が女優ソン・ソンミ（43）の夫が680億ウォン（約68億円）台に及ぶ祖父の財産分与紛争に巻き込まれ、請負殺人の犠牲となったと明らかにした。検察はソン・ソンミの夫を殺害するよう指示した内孫Aを殺人教唆で追加起訴した。

ソウル中央地検は26日、去る8月21日に死亡したソン・ソンミ夫の殺人事件の捜査結果を発表した。検察は「殺人を指示したAを殺人教唆罪で追加起訴した」とし、「在日財力家の孫間での財産分与紛争過程で、殺人犯（実行犯）に巨額の謝礼金を払うとして訴訟相手方であるいとこ兄の殺害を指示し、被害者に意図的に接近して殺害するよう仕向けた計画的な請負殺人の全貌を究明した」と明らかにした。

Aはソン・ソンミ夫の母方の祖父の孫にあたる。Aはソン・ソンミ夫を殺害したBに約20億ウォン（約2億円）を渡すと約束した。Aは2016年から祖父のソウルなどにある680億台の不動産に関する贈与契約書を偽造し、名義を引き受けた。これに対し祖父とソン・ソンミの夫は鍾路（チョンノ）警察署に私文書偽造で告訴状を提出した。検察は7月、Aを私文書偽造罪で在宅起訴していた。

一方、8月21日、ソン・ソンミの夫はソウル・瑞草区（ソチョグ）の法務事務所でBに刃物で首を刺され死亡し、警察はBをその場で現行犯逮捕した。