“賭博・詐欺容疑”の「S.E.S.」シュー、復帰は可能なのか

賭博資金6億ウォン（約6000万円）を返していない容疑で訴えられた90年代トップガールズグループ「S.E.S.」のメンバーで、現在は3児のママタレントとしても活躍中のシュー（36）は、復帰できるのだろうか。（提供：OS

賭博資金6億ウォン（約6000万円）を返していない容疑で訴えられた90年代トップガールズグループ「S.E.S.」のメンバーで、現在は3児のママタレントとしても活躍中のシュー（36）は、復帰できるのだろうか。

3日、90年代に活動した有名ガールズグループメンバーのAさんが6月に賭博資金6億ウォンを返していないことが疑われ、詐欺容疑で訴えられたと伝えられたが、その“Aさん”がシューだったという事実が明らかになった。

「S.E.S.」メンバーのユジンが“Aさん”ではないかという噂が広がり、同じグループのシューが申し訳なさから自ら口を開いた。

ネットユーザーは、“90年代に活動した有名ガールズグループメンバー”は誰なのかが気になり、ユジンを有力視した。しかしユジンの所属事務所GGエンターテインメント関係者は「本人に確認した結果、これは事実無根だ。今、ユジンは第2子を妊娠し、臨月を迎えている。賭博をしたこともない。ユジンの方から事務所に連絡してきて、自ら否定した」と公式立場を発表した。

続いてシューに疑惑が向けられたが、シューは急に自身のSNSを非公開にし、さらに疑惑が高まった。シュー側は“賭博芸能人”ではないと否定し、悪質な書き込みを遮断するためにSNSを非公開にしたと説明した。

しかしそのすぐ後に、シュー自らが自分であると明らかにした。シューはあるメディアとのインタビューで、賭博についてよく知らないまま知人と好奇心でカジノへ行き、泥沼にはまったと明かした。

シューは、6億という大金を借りたのは間違いないが、全額を賭博資金に使ってしまったのではなく、借りた金は必ず返し、二度と物議を醸すようなことはしないと伝えた。

シューの夫イム・ヒョソンも、妻の騒動について謝罪し、借金を返済するために努力するという立場を明らかにした。

シューは、1997年に「S.E.S.」でデビューし、“妖精”と呼ばれて人気を博した。“第1世代アイドルグループ”の中でもガールズグループを代表するグループだった。その後、2010年4月に元プロバスケット選手のイム・ヒョソンと2年の交際の末に結婚し、その年の6月に第1子男児を出産。3年後の2013年には双子を出産して育児に専念していた。

8年間育児に専念していたシューは、KBSのバラエティ番組「ハッピーサンデー～スーパーマンが帰ってきた」をはじめ、SBSの「オー！マイベイビー」に子どもたちと出演し、大きな話題を呼んだりもした。

最近は、MBCのバラエティ番組「無限挑戦」で「S.E.S.」メンバーと再びステージに立ち、コンサートまで開催するなど積極的な活動を続け、最近ではSNSでファンとの交流を深めてきた。しかし、賭博だけでなく、6億という詐欺容疑で訴えられたという衝撃的なニュースが伝えられた。イム・ヒョソンは、シューの育児ストレスや活動の波について言及し、賭博にハマるしかなかった理由を語ったが、ネットユーザーの反応は冷たい。