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“枕営業問題”のチャン・ジャヨン事件、文大統領や先輩女優イ・ミスクの言及で新たな局面を迎えられるか

Wow!Korea / 2019年3月22日 21時55分

韓国女優の故チャン・ジャヨン事件の唯一の目撃者となる女優ユン・ジオの登場、文大統領も真相究明を指示し、当時同じ事務所の先輩だった女優イ・ミスクも「調べを受ける」という立場を発表した。(提供:OSEN)

韓国女優の故チャン・ジャヨン事件の唯一の目撃者となる女優ユン・ジオの登場に続き、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が徹底した真相究明を指示し、事件当時に同じ事務所の先輩だった女優イ・ミスクも「調べを受ける」という立場を発表した。

2006年にCMでデビューしたチャン・ジャヨンは、2009年に放送されたKBSドラマ「花より男子〜Boys Over Flowers」で“悪女3人組”の一人として注目されたが、その年に残念な死を迎えた。彼女がこの世を去っていった理由はさらに衝撃的なものだった。

“チャン・ジャヨンリスト”もしくは“チャン・ジャヨン文献”と呼ばれるこの事件は、新人女優チャン・ジャヨンが、政治家や放送局のプロデューサーなど有力な人物から酒の席の強要や性的暴行、そして悪口を言われたり殴られたりするという内容の文章を残した後、自ら命を絶った事件だ。

新人女優の衝撃的な死に、多くの関心が注がれたが、時が経つほど人たちの記憶から忘れられ、調査もまともにされずに関係者の処罰も残念なものだった。

そして彼女の10周忌を間近にした今月5日、故チャン・ジャヨンと酒の席に同席した唯一の目撃者と伝えられている女優ユン・ジオが、tbs交通放送ラジオ「キム・オジュンのニュース工場」に出演。実名と顔を公開して大衆を注目させた。

また今月18日午後、文大統領は大統領府でチャン・ジャヨン事件を始め、キム・ハクウィ元法務部次官の別荘での性接待疑惑、Burning Sun騒動などの報告受けた後、「法務部の長官と行政安全部の長官が責任を持って事件の実態と様々な疑惑を一つ残らず究明してほしい」と指示した。

さらにこれまで15回以上の証言をしたユン・ジオは、チャン・ジャヨンと同じ所属事務所だった女優イ・ミスク、ソン・ソンミについて言及し、「私よりも状況をよく知っている芸能人もいる。証言を一緒にしてくださったらうれしい」と訴えた。二人はチャン・ジャヨンの直筆の文書に名前が挙げられており、関連しているとの疑惑が浮上していた。

これに対して、イ・ミスクとソン・ソンミは特に立場を明らかにせずに沈黙を一貫し、所属事務所側も「特に立場を出すことはない」としていた。

ところが、イ・ミスクは22日午後、現所属事務所のsidusHQを通じて「若い年齢で残念な死に至った新人女優に対する一言一言が歪曲され、編集され、事実を明らかにするのではなく、ゴシップ性の噂ばかり脚光を浴びるのではないかと思い、慎重だった」とし、「女優の故チャン・ジャヨンの死を残念に思っている」と明らかにした。

また「真相を明らかにする過程で必要なことがあれば、喜んで調査を受ける意向がある。ただ故人の名誉が回復され、全ての国民が認められる捜査がおこなわれるべきだと思っている。故チャン・ジャヨンさんの死に対する誤解や疑惑が残らないよう、最善を尽くす」と強調した。

ユン・ジオの実名と顔の公開によって始まった故チャン・ジャヨン事件に向けられる関心が、文大統領の公開言及でピークに達し、イ・ミスクも10年経って自ら口を開いた。事件を再捜査している検察の過去史委員会の活動期間が5月末まで延長される中、関係者の処罰がなされるのか、関心が高まっている。

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