V.I（元BIGBANG）、被疑者として召喚され資金横領疑惑について聴取

韓国歌手V.I（元BIGBANG、28）の法人資金横領疑惑を捜査中の警察が2日、V.Iを召喚して聴取をおこなっている。（提供：news1）

韓国歌手V.I（元BIGBANG、28）の法人資金横領疑惑を捜査中の警察が2日、V.Iを召喚して聴取をおこなっている。

警察によると、ソウル地方警察庁知能犯罪捜査隊はこの日の午前10時からV.Iを被疑者として呼んで聴取をおこなっているという。V.IはユリホールディングスとクラブBurning Sunの資金数億ウォン（数千万円）を横領した容疑で、これに関する調べを受けるのは今回が初めて。

またソウル地方警察庁広域捜査隊はこの日、YGエンターテインメントの関係者を呼んで、V.Iの法人カード利用に特記事項はないかなどを聞く方針だという。

警察は先日、V.Iが2015年のクリスマスに、日本人投資家A会長の一行らに性売買をあっせんし、ホテルの宿泊費をYGエンターテインメントの法人カードで決済したことに関して、YGエンターテインメントの口座内訳を任意提出してもらって分析に入る一方、財務責任者を呼んで調べをおこなった。

警察関係者は「YG側との契約内容に従って法人カードを個人の用途で支出可能であり、限度を超えた個人使用分については収益配分の際に相殺処理することを確認した」と明らかにした。

続けて「V.IとYGの財務責任者の供述、YG側の会計資料を綿密に検討した後、これをもとに法人カード使用においてV.IまたはYG側の違法行為があったのか、確認している」と説明。

警察はYGエンターテインメントがV.Iだけでなく他の所属アーティストとも同一の方法で契約を結んでいるのかについても確認する方針だという。

また日本人投資家のA会長一行の一部が、売春したことを確認したが、A会長からは容疑に関する点が見つからなかった。警察関係者は「A会長の場合、夫婦で一緒に入国したことが確認された」とし、「性接待に動員された容疑で立件した女性17人の供述を確認したが、現在までA会長は売春した事実が確認されていない」と明らかにした。

警察は現在進めている補強捜査が終わり次第、V.Iとユリホールディングス代表のユ・インソク（34）に対する逮捕状申請について決定する方針。