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“性的暴行容疑”ミュージカル俳優カン・ソンウク、2審で懲役5年から2年6か月に減刑

Wow!Korea / 2020年3月12日 23時14分

“性的暴行容疑”ミュージカル俳優カン・ソンウク、2審で懲役5年から2年6か月に減刑(提供:News1 )

性的暴行容疑により1審で実刑を宣告され、法廷拘束された韓国ミュージカル俳優のカン・ソンウク(35)が2審で減刑を受けた。強姦の被害者に傷害を負わせた疑いについて、一部で無罪判決を受けたためだ。

ソウル高裁刑事は、12日午前10時に性暴行犯罪の処罰などに関する特例法違反で起訴されたカン氏を控訴審宣告期日に懲役5年を破棄し、懲役2年6か月を宣告した。また、40時間の性暴行治療プログラムの履修と児童青少年関連機関障害者福祉施設に2年間の就業を命じた。

判事は、「被害者の陳述に不明な部分があるが、強制わいせつに関する主な陳述が一貫される」とし、強制わいせつの疑いについては有罪と認めた。

続いて「カン氏は、まだ被害者との合意をしていなかった」とし「2審でカン氏の量刑に変動を与えるような事項もない」と説明した。

ただし裁判所は、カン氏が被害者に傷害を負わせた疑いについては無罪と判断した。診断書の発行経緯を考慮すると被害者が被った急性ストレス障害が、性暴行犯罪の処罰などに関する特例法上の強姦など致傷の傷害に該当すると認めにくいということである。

この日の宣告が終わりカン氏の家族は、「証拠をすべて伝えたのになぜ認めてくれないのか」「若者をどうする気だ」「(裁判所に)言いたいことがある」と抗議し、床に座り込んで号泣した。しかし、裁判所側からの制止を受けて法廷外に出た。

カン氏は、2017年8月に大学の同期と一緒に釜山のバーで女性2人と酒を飲み、同期の家に移動してから女性1人が先に席を立った後、残った女性に対して性的暴行を犯したことが分かった。

同席した女性の一人が席を立ち、被害女性が家を出ようとするとカン氏達は、抵抗する被害者を捕まえ性的暴行を行ったことが分かった。性的暴行の疑いで申告されたカン氏は、被害女性を「コッベム(金銭目的で近付いてくる女性)」だと主張していたことが明らかになった。

1審では、「被害者の陳述が一貫しており、被害者が事件後カン氏にお金を強要したという事実がない」と強姦致傷の疑いで懲役5年を宣告した。カン氏は、法廷拘束された。

この判決を不服としたカン氏は、「刑が重い。犯罪事実を認めていない」と控訴した。

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