≪韓国ドラマNOW≫「アリス」13話、チュウォン、鳥肌が立つほど正反対の演技変奏…キャラクターの温度差を熱演
Wow!Korea / 2020年10月17日 19時16分
※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。
俳優のチュウォンの演技がまさに感嘆の連続だった。
今月16日に韓国で放送されたSBS金土ドラマドラマ「アリス」では、ジンギョム(チュウォン)の前に衝撃的な真実の数々が連鎖的に明らかになった。これに先立ち、ジンギョムはテイ(キム・ヒソン)を助けるために火事が起きた車に飛び込んだ。
この中でジンギョムは2010年に再びタイムスリップをすることになった。10年前に戻ってきたという事実を知ったジンギョムは、昔の家を訪ね、そこで過去の自分を目撃し、大きな衝撃に陥った。以前とは異なり冷たくなった母親ソニョン(キム・ヒソン、1人2役)の態度に茫然自失したジンギョムのつらい表情は不憫さを倍加させた。
そしてジンギョムはテイと遭遇し、オウォン(チェ・ウォニョン)を捕まえるという意思を打ち明け、より興味深く作品を導いた。それだけでなく、オウォンが殺害されたという知らせにジンギョムの混乱はさらに重くなった。2020年まで生きて生きていなくてはならない人物が消えてしまったからだ。
そうかと思えばテイとともにオウォンのオフィスを調べている途中、密室とともに予言書を発見した。しかし最後のページは破れた状態で、その瞬間テイが書いた文章を見たジンギョムは驚愕を禁じ得なかった。
さらに否定したい事実に苦しみながら、ソニョンに言葉を伝えるジンギョムの表情には凄絶な心情がそのまま伝わり、視聴者たちは息をのんだ。またドラマの最後、赤い斑点で覆われた過去のジンギョムに飛びつきながら泣きわめくジンギョムの姿は、今後の展開をさらに期待させた。
このようにチュウォンはただ母親のために生きてきた現在のジンギョムから、ぞっとさせる謎のジンギョムまで、まったく異なる2人の人物の違いを完璧に表現した。何より刻一刻と変化するチュウォンの演技派、正反対のキャラクターの温度差を巧みに表現し、ドラマへの没入を急上昇させた。
特に揺れるまなざした震える声で完成した現在のジンギョムの感情線は視聴者たちを感情移入させ、反対に冷ややかな視線の処理演技と、少し生臭いほほえみで描いた過去のジンギョムのギャップは、お茶の間を衝撃のるつぼにさせた。
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