【全文】チャン・ドンユン、出演ドラマ「朝鮮駆魔師」歴史歪曲論議を受け謝罪…「問題を認知できず愚かだった」
Wow!Korea / 2021年3月27日 11時5分
SBSドラマ「朝鮮駆魔師」が歴史歪曲論議により結局、放送中止になった中、主演俳優のチャン・ドンユンが謝罪文を残した。
チャン・ドンユンは27日午前、所属事務所のDongyiCompanyのSNSを通じて「弁明の余地がない。誠に申し訳ない。今回の作品がこのように問題になることを十分に認知することができなかった。これは私が愚かで安逸であったためだ。創作物を演じる俳優の立場だけで作品を見つめていた。社会的に鋭く見つめなければならない部分を看過した。大きな間違いだ」と謝罪した。
今月22日に初回を迎えた「朝鮮駆魔師」は連日続いた歴史歪曲指摘により、結局26日に全面的に放送が中止された。中国の食べ物や中国剣などが使用され、延辺の言葉を使うインチュン(ミン・ジヌン)が崔瑩(チェ・ヨン)将軍を卑下するセリフ、中国が韓国より先に世界人類無形文化財に登録した農楽舞を踊るシーンなどが問題となった。
これにパク・ゲオク作家とシン・ギョンスプロデューサーはもちろん、カム・ウソン、チャン・ドンユン、チョン・ヘソン、イ・ユビ、パク・ソンフンなどの出演俳優たちに対する失望感も噴出した。これにチャン・ドンユンが真っ先に視聴者たちに謝罪の意を伝え、事態の収拾に乗り出した。
以下、チャン・ドンユンが残した謝罪文全文
こんにちは、俳優チャン・ドンユンです。たくさん悩みました。「朝鮮駆魔師」主演の中の一人として参加した私の考えと立場を、もどかしい気持ちで待っている多くの方々に満足していただくことはできなくても、率直で誠実さのある返事ができることを願いながら文を書きます。
まず弁明の余地がありません。誠に申し訳ございません。今回の作品がこのように問題になることを十分に認知することができませんでした。これは私が愚かで安逸であったためです。創作物を演じる俳優の立場だけで作品を見つめていました。社会的に鋭く見つめなければならない部分を看過しました。大きな間違いです。
尊敬する監督さんと立派な先輩や同僚俳優たちと一緒にできることだけでも、私にとってはこの作品を拒む理由がありませんでした。私に限られた選択肢の中でいろいろ考慮した時、最善の選択だと信じていました。以前にも申し上げましたが、これも私が愚かだったためです。
個人が道徳的な欠陥がなければいつも潔く暮らしてもいいという信念で、自分なりに徹底して自分を育てようとしました。しかしいざ仕事に関連した部分で良心の呵責に苦しみ、本当に恥ずかしいことが発生し、とても反省しています。
大衆の愛と関心で仕事ができるということを痛切に感じています。それでこの文も皆さんが私も意図とは違う言い訳として見なしても謙虚に受け止めます。感情的な訴えや同情を誘う文にしたくなかったが、真心を持って私の気持ちを表現していたらそのような文になったようで、重ねて申し訳なく思っております。ただ寛大に受け止めてくださったら、今回の事件を胸に刻み、成熟した俳優としてよい姿をお見せしたいです。
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