女優ソ・ヒョンジン、ドラマ「なぜオ・スジェなのか」で絶賛の演技力
Wow!Korea / 2022年6月27日 10時27分
韓国ドラマ「なぜオ・スジェなのか」で女優ソ・ヒョンジンへの称賛が止まらない。
SBS金土ドラマ「なぜオ・スジェなのか」の人気が尋常ではない。毎回視聴率が上がる最も大きい理由は当然タイトルロールの女優ソ・ヒョンジンだ。成功だけを追う中でぽっかりと空いた冷たい弁護士 ‘オ・スジェ’の “外はサクッとして中はしっとりした”一面をベテランらしく描き出し大きな人気を得ている。
オ・スジェは複合的で立体的な人物だ。完璧な成功に向けて手段と方法を選ばずに突っ走る冷徹で敏感な弁護士であり、それを越えてどこか心がぽっかりと空いた虚しさも持ち合わせる“人間”だ。ソ・ヒョンジンは凄まじく冷たいオ・スジェのキツイ話法を表現するために正確で力強い口調を使用する。ソ・ヒョンジンは名実共に“言葉の発音”が良い事で有名な女優で、ドラマの中での職業が弁護士であるだけ明確な発音と堂々とした発声が目につく。どんな権力にも動じないカリスマとその中で品位を保ちながらも吐き出す毒舌は、ソ・ヒョンジンだけが出せる爽やかな快感でもある。特に反対側に立つチェ・テグクとの一寸たりとも譲らない対峙(たいじ)場面は、2人の女優の実に凄い竜虎相搏(りゅうこそうはく:強い者同士の激しい戦い)である。ソ・ヒョンジンは、負けない姿勢で余裕ある優雅な態度を見せるが、重量感を外さないディテールで緊張の糸をピンと張り続けている。
これに反し、常に真っ直ぐに立ち向かい自らを守ろうと力を振り絞るも、独り残された時やコン・チャンの前に立つ時は、重荷を脱ぐかのように傷のある内面を垣間見せる。この時は勢いのある強いまなざしではなく、か弱く子供のような目となる点に視聴者たちの心が掴まれる。あの豪快だったオ・スジェが とても小さく素朴に見えるギャップに落差を感じながら、また素早くも別の顔に入れ替える。しかもコン・チャンへ一線を越えないでと警告した感情は、成熟した胸の高鳴りへと変貌し水彩画のように広がる美しい心となっていることを大きく感じていた。
格別な注目度を認めるかのようにソ・ヒョンジンは、ドラマ出演者としての話題性部分で絶えることなく1位の座に居続けている。また「ソ・ヒョンジンが登場するだけでジャンルのクォリティが上昇」、「ソ・ヒョンジンがドラマの胸ぐらをつかんで、引っ張っていく感じ」、「演技も発声も本当にトップクラスなだけある」、「発音も耳に残って引きつけられる」、「ソ・ヒョンジンがけん引するドラマ」、「絶対ヒットのGOTヒョジン」等の様々な好評があふれている。
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