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江東の再開発区域「深沢ギャザリア」、12月1日に新棟1階部分が先行開業へ

財経新聞 / 2024年11月29日 19時33分

レガーレの開業イメージ(フジクラ発表資料より)

 電力ケーブルや光ファイバーメーカーのフジクラが自社工場跡地を再開発した東京都江東区の「深沢ギャザリア」(江東区木場)で12月1日、新棟の「LEGARE(レガーレ)」が登場、1階部分が先行開業する。フロアごとに順次、開業エリアを広げ、2025年春には医療や各種サービスのテナントが入る3、4階がオープンする。

 レガーレは4階建て延べ約5,100平方メートル。1階に出店するのは、スーパーの「成城石井」、FMラジオ放送局の「レインボータウンエフエム」、飲食の「博多天ぷらやまや」、「カフェ・ド・クリエ」など6店。2~4階に出店するテナントは公表されていないが、医療関係や各種サービスのテナントを誘致して深沢ギャザリアで働く人や近隣の人の多様なライフスタイルをサポートできる施設を目指している。

 レガーレは深沢ギャザリア内で2022年に閉鎖された北プラザ棟、新北プラザ棟の跡地に整備された。北プラザ棟に入居していたレインボータウンエフエム、新北プラザ棟に入っていた携帯電話の「ドコモショップ木場店」はレガーレに移転する。

 深沢ギャザリアはフジクラ深川工場跡地を再開発して2003年にグランドオープンした。ビジネス施設のともに21階建てのタワーN棟とタワーS棟、ウエスト1~3棟、ショッピング施設の商業棟、アメニティ施設のプラザ棟で構成される。ビジネス施設だけで約16万平方メートルの延べ床面積がある。

 ビジネス施設には、シンクタンクの「野村総合研究所」、金融機関の「りそなホールディングス」、清涼飲料の「ポッカサッポロフード&ビバレッジ」、雑貨卸売販売の「マリモクラフト」など、商業棟には総合スーパーの「イトーヨーカドー木場店」などが入居している。

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