サイゼリヤの「イタリアン」が愛される理由とは? 業績好調、株価も上昇

ZUU online / 2017年7月16日 17時10分

写真

サイゼリヤの「イタリアン」が愛される理由とは? 業績好調、株価も上昇(写真=Webサイトより) ((ZUU online))

「君の瞳に乾杯!」
イタリアンといえば、かつては特別なお店であった。特別な人と、特別な装いで、特別なひと時を過ごす、文字通り「特別なお店」であった。もちろん、料金も特別であることは言うまでもない。乾杯の台詞にもチカラが入るというものだ。

そんなイタリアンも、いまでは私たちの食生活に広く浸透し、カジュアルに楽しめるようになった。それを象徴するのが、イタリアンファミリーレストランチェーンを運営するサイゼリヤ <7581> だ。

7月11日、サイゼリヤが発表した2017年8月期第3四半期累計(2016年9月〜2017年5月)の連結決算によると純利益は前年同期比48.6%増の55億2000万円と大幅な増益となった。これを受けて同社の株価は年初来高値を更新している。今回は、女子高生からおじさんまで、誰もが平等に楽しめるイタリアン、サイゼリヤの魅力を探ろう。

■ティラミスが199円 圧倒的なコストパフォーマンス

サイゼリヤの客層は広い。
たとえばオフィス街の店舗のランチタイムは、サラリーマンやOLといった社会人で賑わっている。それもそのはず、サイゼリヤのランチは500円で「スパイシートマトのハンバーグ」や「いんげんとジャガイモのグリーンソーススパゲティ」など9種類のメニューがスープ、サラダ付きで楽しめるのだ。

サイゼリヤは、社会人だけでなく高校生や大学生、主婦にも人気だ。299円の「ミラノ風ドリア」などの料理に加え、199円の「ティラミス」といったスイーツなど学生のお小遣いでも手が届くメニューが豊富に取り揃えていることが人気の秘密なのだろう。

■サイゼリヤは「ファミレス飲み」の聖地!?

ところで、ファミレスに「おじさん比率」という統計があるならば、サイゼリヤが一番ではないかと筆者は考えている。それほど夕刻からのサイゼリヤは、おじさんの姿が目立つ。筆者にとってもサイゼリヤは「ファミレス飲み」の聖地とも呼べるお店なのだ。

そう、サイゼリアのもう一つの魅力は、アルコールとつまみ類の安さだ。生中の399円もさることながら、やはり何と言ってもワインが安い。赤も白もグラス一杯100円、500mlのデカンタで399円、ボトル2本分(1500ml)のマグナムボトルで1080円である。

アルコールだけではない。エスカルゴやピザ、辛味チキン、ハンバーググリルなど500円を超えるものはほとんどない。一人1000円から2000円もあればワインとのマリアージュを楽しむことができる。まさに「ファミレス飲み」の聖地と呼ぶべきお店なのだ。

  • 前のページ
    • 1
    • 2
  • 次のページ
ZUU online

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング