【週間株式展望】連休中の日経先物は一時「1万9300円」 地政学リスク次第の展開

ZUU online / 2017年8月13日 18時40分

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【週間株式展望】連休中の日経先物は一時「1万9300円」 地政学リスク次第の展開(写真=PIXTA) (ZUU online)

前週(8/07~8/10)の日本株は北朝鮮の地政学リスクの高まりから4週続落となり、日経平均の週間の引け値は1万9729円74銭と前週末比222円59銭(1.1%)安で商いを終えた。

週間で1%以上下落するのは米ロシアゲート事件と北朝鮮のミサイル発射で地政学リスクが高まった5月2週以来約3ヶ月ぶり。1万9700円台での引けは5月3週以降で初めて。

週間高値は2万0085円90銭(8/7)、安値は1万9660円22銭(8/9)。日経平均は6月以降、2万0300円と1万9800円のボックスレンジ内での展開だったが、レンジを下離れる形となった。

日本は11日が山の日で休場だったが、海外市場ではリスクオフが進展し、日経平均先物の夜間取引では1万9300円まで一時売られた。

■前週(8/07~8/10)の振り返り

7日の日経平均株価は3日ぶりに反発、前週末比103円56銭(0.5%)高と2万円を回復し2万0055円89銭で引けた。

4日発表の米7月の雇用統計がコンセンサスを上回る好結果となり、NYダウは9日続伸した。米景況感の高まりからドル円は買い戻され、前週末の110円程度から110円台80銭程度まで円安が進んだ。日本株には円安感応度の高い自動車セクターを中心に買い戻しが入った。

8日の日経平均は反落、前日比59円88銭(0.3%)安の1万9996円01銭と2日ぶりに2万円割れで引けた。

前週末の国連の北朝鮮制裁決議に対し、北朝鮮が決議を非難し核開発を止めることはないとの声明を発表したため、ドル円は有事の円高で110円60銭程度となり、日本株も反落した。円高の進行で、日銀はETFを733億円買い入れて株式市場をサポートした。

9日の日経平均は続落、前日比257円30銭(1.3%)安の1万9738円71銭と大幅下落した。5月18日以来の下げ幅となり、5月31日以来2カ月半ぶりの安値だった。

米ワシントンポスト紙が8日、北朝鮮が核弾頭の小型化に成功したと報じた。小型核弾頭はICBMに積めるため、米国政府の許容範囲を完全に越えることになる。地政学リスクの高まりからNYダウは11日ぶりに下落した。北朝鮮がグアム周辺へミサイルを発射する計画と報じられ、ドル円は一時109円74銭と2ヶ月ぶりの水準まで売られた。日経平均の下げ幅は一時300円を超え、東証1部の8割あまりの銘柄が下落する全面安となった。日銀は2日連続でETFを733億円買い入れた。

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