夫に隠れて「妻が借金」、何が困る?その対策は?

ZUU online / 2017年8月26日 16時40分

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夫に隠れて「妻が借金」、何が困る?その対策は?(写真=PIXTA) (ZUU online)

借金というと、華美な生活やギャンブル好きな人がお金に困って借りるイメージがあるかもしれない。しかし、昨今は生活苦による借金が多いのではないか。筆者が受けた相談からそんなことを感じることも。なかには配偶者の死後、カード会社からの督促で債務を知るなど深刻なケースもある。配偶者に借金があることがわかったら、まず何をすべきであろうか?

■「いつ」「何のために」借りたのかを確認

夫婦であっても、原則は各々の財産は本人のもの。それは負の財産である借金も同じだ。ただし、結婚後に作られた借金となれば話はそう単純ではない。

婚姻後に形成した財産は、共有財産になる場合と夫婦それぞれの固有財産となるケースがある。もし配偶者に借金があることがわかったら、「いつ」「何のために」お金を借りたのか、まず状況を確認してみることだ。

たとえば、妻自身が欲しくて買ったブランド物のバッグの割賦契約などであれば、婚姻後に生じた借金であれ、連帯保証人になっていない限り夫に返済義務はない。

しかし、夫の転職やリストラで世帯収入が減り、家賃や光熱費の支払いに困ってお金を借りたなど生活のために借りたお金(日常家事債務)となれば、夫婦で返済することになる可能性が高い。子どもの進学のための教育ローンなども同様である。

難しいことかもしれないが、話を聴くときは決して感情的にならず、根本から解決するためだということを説き、しっかり相手の話を聴くことだ。変に隠されても後々困るのは自分である。また、法的な債務整理が必要なケースも多いため、借金があることがわかったら初めから弁護士など専門家に同席してもらい話し合うのも一手だ。

■借金の全容を把握することが解決への近道

配偶者に隠していた借金が判明したということは、多くの場合、借りた本人が“返せなくなった”からではないだろうか。返済期限が迫り仕方なく新しくカードを作り、借りて、返す。そんな状況で何社もの借入となったとも考えられる。まずは、次のことを調べてみよう。

(1) どこから借りているか?(借りていたか?)
法的な債務整理にはいくつか方法があるため、まず借金の全容を確認すべきだ。また、借入時期が2007年以前の借金の場合、いわゆる“過払い金”が発生していることがあるため、完済した借金についても調べることをオススメする。

(2) 各会社からの債務額はいくらあるのか?
契約書や督促状、通帳などを確認して、当初いくら借り入れ、いつ、いくら返済したのか等を調べよう。合わせて借入金利や返済方式「分割払い」「リボルビング払い」なども確認しておくとよい。

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