個人型確定拠出年金 iDeCo(イデコ)金融商品の選び方

ZUU online / 2017年9月14日 9時30分

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個人型確定拠出年金 iDeCo(イデコ)金融商品の選び方(写真=Brian A Jackson/Shutterstock.com) ((ZUU online))

個人型確定拠出年金 iDeCo(イデコ)にはさまざまな商品があり、どのような商品を選べばいいのかを見極めるのはなかなか難しいものです。しかしどのような商品を選ぶかによって老後の資産の増え方はガラリと変わります。選び方のポイントをしっかり押さえて、失敗しない商品選びをしましょう。

■元本確保型(預貯金、保険) VS 元本変動型(投資信託)

iDeCoで選べる商品は、大きく分けると、元本確保型と元本変動型の2種類があります。元本確保型は、原則として解約しても元本を下回らない代わりに、金利が低く資産の拡大はほとんど期待できない商品で、ローリスク&ローリターンが特徴です。

代表的なものには、定期預金や保険があります。一方、元本変動型は運用次第で資産が減ることもあれば増える可能性もある商品で、リスクに応じたリターンが期待できることが特徴です。iDeCoの場合は、投資信託がこれにあたります。

多くの人が「大事な年金が減ってしまうことだけは避けたい」と元本変動型のリスク面を怖がり、元本確保型の商品を選んでしまいがちです。しかし元本確保型にも落とし穴があります。預金のように金利が低い商品では、毎月国民年金基金連合会や事務管理をしている信託銀行に支払う手数料の負担分が金利収入を上回り、結果として元本割れとなる危険性があるからです。

一方、iDeCoのような長期運用では、投資信託の分散投資が効力を発揮し、長い目で見れば大きな運用益を出す可能性も高いのです。

iDeCoのメリットの1つは、運用商品の組み合わせを自由に設定できることです。価格が変動する元本変動型が怖いという人も、例えば元本確保型と半分ずつ積み立てていくことで、資産がどのように増えていくのかを少しずつ実感していけるでしょう。

■投資信託とは?

元本変動型商品である投資信託についてもう少し詳しく見ていきましょう。投資信託とは、投資家からお金を集め、プロが投資家に代わってお金の運用する金融商品です。投資対象には、日本株、外国株、日本債券、外国債券など幅広い選択肢があります。

日本株1つとっても、自分で投資しようと思うと、1つの銘柄で10万円以上必要となってしまう場合があります。投資信託なら、1本でいくつもの銘柄に投資されている場合が多く、1万円の投資信託に投資するだけで、自動的にいくつもの銘柄に投資しているのと同じことになるのです。

投資信託の中には、グローバル株といった世界の株式に投資していくタイプもあります。そうなると、約1万円で世界の株式を買うことができるわけです。投資家がお金を持ち寄る仕組みだからこそできることであり、難しい銘柄選びは全てプロにお任せ、あれこれ調べたりする必要がないというメリットがあります。

投資信託1本で分散投資が可能ですが、投資対象や地域が違う投資信託複数本に投資することで、さらに手軽に分散投資できる点が最大のメリットとなります。

iDeCoのような長期運用では、この投資信託を利用した分散投資は大きな力を発揮します。手数料や信託報酬と呼ばれるコストを考慮してもなお、長いスパンで見ると、元本確保型の金利分を超える運用益を出す可能性が高いのです。同時に、値下がりリスクも持ち合わせた商品である、ということも理解する必要があります。

■1本で分散投資したいならバランス型投資信託も

投資信託のメリットはわかったけれど、たくさんある投資信託の中から、どれを選べばいいのかわからない、という方も多いかもしれません。そういう方にピッタリの商品があります。それがバランス型投資信託と呼ばれる商品です。

バランス型投資信託はいわば、投資信託の幕の内弁当のようなものです。日本株をはじめ外国株、日本債券、外国債券などの投資対象にバランスよく投資して、さまざまな投資対象の収益を少しずつ得ていこうという商品です。これであれば、複数本の投資信託を購入しなくとも、1本で事足りてしまいます。

通常の投資信託に比べて手数料が高くなりがちというデメリットもありますが、投資信託デビューなら、まずはバランス型投資信託から始めれば、迷うことなくスタートすることができるでしょう。
(提供:iDeCo online)

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