保険の賢い選び方とは? 自分のリスクを知り、自分のための保険を選ぶ

ZUU online / 2017年9月14日 16時50分

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保険の賢い選び方とは? 自分のリスクを知り、自分のための保険を選ぶ(画像=Webサイトより) ((ZUU online))

「保険は住宅の次に大きな買い物」だと聞いたことはありませんか? 毎月支払う保険料だけを見ていると気づきにくいのですが、保険は1000万〜2000万円もする高額商品です。生命保険文化センターの調査によると、保険料の支払額は平均で年間38.5万円。30年支払いつづけると1155万円、40年なら1540万円になります。「保険営業員に勧められるままや、なんとなく入っている人がじつに多くいます。さらに、自分が加入している保険の内容をしっかり把握している人は少ないのが現状です。何千万円という商品を「なんとなく購入する」のはとても怖いことだと思いませんか。しっかり商品の特徴を見比べて考えていくことが大切です。

(本記事は、長尾義弘氏の著書『保険はこの5つから選びなさい』河出書房新社(2016年3月5日)の中から一部を抜粋・編集しています)

■まずは「リスク」を整理してみよう

交通事故にあった、がんになった、入院が長期にわたった場合、家族を残して亡くなったなどでは、金銭的な問題が発生します。保険は、それらを解決してくれる味方になりますが、すべての心配ごとに保険をかけるのはナンセンスです。保険料の支払いで家計が圧迫されて、苦しい生活を続けては本末転倒でしょう。まずは、本当に必要な保険は何か、それだけを見極めることが肝心。これこそが家計のリスクコントロールです。

家計のリスクコントロールでは、「リスクの転嫁」「リスクの保有」「リスクの軽減」の3つにわけて考えていきます。

・リスクの転嫁

転嫁とは移し替えることを意味します。つまり、自分ではどうしようもないこと、できないことを、他のところに移し替えて人任せにするのです。たとえば、小さい子どもを残して亡くなった場合、残された家族の生活費、子どもの教育費など、将来にわたって数千万円のお金が必要になってきます。こういうときこそ保険の出番だといえます。損失が大きく、まったく対処しきれないようなリスクに対しては、保険をつかって「リスクの転嫁」を考えてみましょう。

・リスクの保有

リスクを自分の中で処理することです。頻繁には起こらないけれど、たまに起きるかもしれず、損失は中程度のリスクを指します。ちょっとした入院などが、これに当てはまりますね。日本は健康保険制度が充実しているので、手術や短期間の入院には、それほどお金がかかるわけではありません。20万円ぐらいの蓄えがあれば、たいていはまかなえると思っていただいても結構です。この程度の金額であれば、貯蓄でなんとかフォローできるのではありませんか。したがって、わざわざ保険に頼る必要はないのです。こういった場合は「リスクの保有」で対処してください。

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