値固めとなるか、上値の重さを嫌気しての調整も

ZUU online / 2017年9月14日 8時10分

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値固めとなるか、上値の重さを嫌気しての調整も(写真=PIXTA) (ZUU online)

今日は暑い日になるということですが、台風が今後は心配になりそうです。株式市場も今は順調ですが、ここからさらに上値を買い上がるということになるのかどうか、日本市場は3連休となるのですが、5月の連休のように上に一気に抜けるということがあるのか、あるいは今度は手仕舞い売りに押されるということになるのかということでしょう。

米国株は堅調な展開が続いていますが、債券売り、株式買いの流れということで、この流れが昨年の12月のように、あるいは今年3月のようにFOMCで終わるということもありそうで、今回も来週のFOMCは要注目ということでしょう。資産圧縮の始まりなどが決定されると今度は株式が売られるということになりそうです。

米国株が引き続き堅調、為替も円安気味ということで本日の日本市場も堅調な展開が期待されます。ただ、さすがにここまでの急騰もあり、手仕舞い売りもあって上値も重くなりそうです。小型銘柄など個別の材料には敏感に反応するのでしょうし、ここまで買われていなかったものの水準訂正もあり、強含みに推移しそうです。

20,000円まで一気に上昇ということはありませんでした。19,900円を超えてくるとどうしても2万円を意識して上値も重くなるのでしょうし、手仕舞い売りも嵩んできそうです。いったんは19,500円~600円水準での値固めとなるか、上値の重さを嫌気しての調整も見られると思います。ただ、4月から5月のかけての展開のように、予想以上に買い戻しを急ぐ動きが続くということもありそうで、その場合は2万を付けて達成感からの調整となるのでしょう。

■本日の投資戦略

昨年11月の米大統領選挙をきっかけにした急騰や今年5月の急騰のように、金融政策を巡っての買い戻しなどがきっかけで大きく上昇となるということもあり、今回の上昇も多分に似たような展開となっています。ただ、さすがに、今回の米国のFOMC(公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合で特になにがあるということでもなく、想定された通りの展開であれば手掛かり難での手仕舞い売りも出てくると思います。

ただ、今回は先駆したものの上値が重くなるなかで日本では出遅れていた金融株が買われているということ、昨年の急騰と同じように米国でドル高を嫌気する動きが乏しいことなどから、意外に堅調な地合いが続くということもありそうです。それでもまだまだ押し目を確認しながらということになるのでしょうから、ここは焦りは禁物、引き続き楽観的になり過ぎず、悲観的になり過ぎず対処するということで良いのだと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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