本日の注目は米CPI(消費者物価指数)、強い数字であれば12月利上げ思惑が一気に強まる

ZUU online / 2017年9月14日 11時20分

写真

本日の注目は米CPI(消費者物価指数)、強い数字であれば12月利上げ思惑が一気に強まる(写真=PIXTA) (ZUU online)

前日のマーケット動向としては、北朝鮮発の地政学的リスクがやや沈静化を見せ、全体的にリスク選好の動きが強まったことで、ドル円は一時110.688円(当社レート)まで上値を拡大しました。また一部報道により、「トランプ・米大統領は法人税率15%を断固として主張している」と伝わり、ライアン・米下院議長が「9月25日の週に税制改革の草案を公表する」と発言しました。米税制改革への期待から、全般的にドル買いが加速しており、この流れは本日の東京時間も継続しています。

本日の注目材料としては、やはり米CPI(消費者物価指数)ということになりそうです。市場予想としては、前月比+0.3%、前月比コアは+0.2%、前月は共に+0.1%でした。米税制改革進展への期待感を背景とするリスク選好の株高・債券安(金利上昇)のベースが既にでき上がりつつあるため、市場予想を上回る数字が出れば、来週のFOMCにてバランスシート縮小を正式に発表するとともに、12月の追加利上げを示唆するとの思惑が強まり、ドル高の反応となる可能性が高そうです。

また、連日の米国株の最高値更新が意識され、日経平均は8月8日以来の2万円の大台乗せが本日の注目材料として意識されそうです。2万円の大台乗せとなれば、テクニカル的にもファンダメンタル的に更なるリスク選好の動きをサポートしそうです。前日の高値がほぼ8月31日の高値と面合わせになっており、この水準は直近の上値抵抗として意識されているものの、明確に上抜ければ大きな上昇のトリガーとなる水準にもなりそうです。よって、本日の推奨通貨ペアに関しては、前日のドル円高値を上抜けた時の追随買いに妙味があると考えています。

FF金利先物による年内のFOMC追加利上げ織り込み度は約47%、一回目の利上げ織り込み度が50%を超えるのは2018年3月に変更になっています。

(提供:FXプライムbyGMO)

高野やすのり
慶應義塾大学卒。チェース・マンハッタン銀行(現J.P.モルガン・チェース銀行)、スイス・ユニオン銀行(現UBS銀行)などでインターバンクディーラー業務等に従事。現、(株)FXプライム byGMOチーフストラテジスト。

ZUU online

トピックスRSS

ランキング