【週間株式展望】日米の決算本格化に期待 日経平均2万4000円へ再トライ

ZUU online / 2018年1月14日 18時10分

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【週間株式展望】日米の決算本格化に期待 日経平均2万4000円へ再トライ(画像=PIXTA) (ZUU online)

先週(1/9〜12)の日本株は反落、日経平均は週間で60円71銭(0.2%)安の2万3653円82銭で引けた。10年以来8年ぶりに大発会からの3連騰で始まった日本市場は、9日に2万3952円61銭と26年ぶりの高値となる昨年来高値を更新したが、その後3連敗となり週間では小幅ながら下落した。下げたといっても年初から1000円以上上げた後の300円程度の調整であり、11日、12日の下げ局面では連日で今年初の日銀のETF買いが確認されたこともあり、短期調整で終わるとみている。

日銀が9日の金融調整で長期国債の買い取り額を減額し、金融緩和の縮小(テーパリング)懸念から円高となった。東京為替市場でドル円は前々週末の113円15銭から前週末は111円38銭と、週間で1円77銭の円高だった。もっとも12日の金融調節で日銀は買い取り額を据え置いており、ステルス・テーパリング懸念は落ち着きはじめている。

円高に加えて、12日に1月限の日経平均のミニ先物とオプションのSQを控えていたため、SQに絡むポジションのヘッジ商いが相場の波乱要因となり、日経平均の下げ幅が加速された可能性が高い。

日本市場が日銀疑惑で上下している間も、世界株のリスクオンによる上昇は続き、NYダウは11日、12日と連続で200ドル以上の上げで過去最高値を更新している。NY株高は、今後本格化する17年4Q決算に期待が高まったためだ。米国企業の17年4Qは最終利益で12%増程度が見込まれており、税制改革を見込んで18年1Qの予想ガイダンスは上乗せされてくる期待が強い。

ドル円は12日にはNY為替市場で一時昨年11月27日以来となる110円台に入ったが、これはユーロ高・ドル安によるクロスレートでの円高であり、それほど悪い円高でないように思える。

実際、12日の夜間取引で日本株はSQを通過し海外株高が続いていることで買われており、2万3800円台を回復した。先週末の大阪先物比では180円ほど高い値段で取引されており、15日の相場はギャップアップして始まる可能性が高い。

米国企業の好決算が先導し日本企業の決算期待も高まり、日経平均も切り返し高値トライする動きを予想する。先週は日経平均が調整局面だったが、個人が商いの中心の新興市場は堅調だった。

JASDAQ平均は7連騰で過去最高値更新、マザーズ指数は11日こそ昨年来高値更新後に6日ぶりに下落したが、12日には切り返している。個人は17年に株式を大幅に売り越しており、買い余力が高い。日経平均のもう一段高には外国人とともに個人の動向が鍵になりそうだ。

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