日本のキャッシュレス決済の利用率は約88%。現金派が多い年代は?

ZUU online / 2019年2月6日 12時0分

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(写真=PIXTA)

日本は世界の主要国と比べてキャッシュレス化が遅れているといわれてきました。日本政府は、2020年東京オリンピックの開催を踏まえ、キャッシュレス決済比率の底上げを進めています。一方、流通業界でも、世界の潮流にのり遅れないよう、さまざまな動きが出てきました。国内のキャッシュレス化の現状は?今後キャッシュレス化の分野はどう動くのか?トレンドを探ります。

■若い世代+女性の方が「現金派」が多いというデータも

キャッシュレス決済という言葉を最近よく聞くようになりました。しかし、キャッシュレス決済といっても種類はさまざまです。キャッシュレス決済手段の代表例として次の4つが挙げられます。

・電子マネー( ICカード)
・デビットカード
・モバイルウォレット
・クレジットカード

このうち日本では、電子マネー(ICカード)とクレジットカードが普及しているといわれます。実際にどれくらいの割合がキャッシュレス決済を利用しているのでしょうか。

大手マーケティングリサーチ会社マクロミルが実施したアンケート調査によると、普段の支払い方法について、現金のみ利用者と、キャッシュレス決済利用者の割合は、キャッシュレス決済利用者が88.2%(現金との併用は84.4%)を占め、現金のみ利用者は11.8%に過ぎませんでした。

ただし、普段の支払い方法を聞いた設問(複数回答)では、現金が96.2%となっており、現金による決済が根強いことが分かります。次いでクレジットカードが75.2%、ICカードが45.5%となっています。

また、現金での支払いを1番多く利用する年代は、20歳代女性が82.9%でもっとも多く、20歳代男性が72.2%で続いています。全体的に年齢が若いほど現金での支払い比率が高い結果となっています。

■グローバルで本格化している「無人キャッシュレス店舗」開発

キャッシュレス決済のグローバルなトレンドとしては、「無人キャッシュレス店舗の開発」が挙げられます。

無人キャッシュレス店舗の開発では新たな形態のコンビニエンスストア『amazon go (アマゾンゴー)』が世界中の話題です。既存のコンビニとの最も大きな違いは、レジを使わずキャッシュレス決済で買い物をする点です。

利用の手順は、事前にアプリをインストールし、入口ゲートの読み取り機にバーコードをかざして入店。商品を取り出すと、棚のセンサーや天井に設置されたカメラなどにより、買い物内容が記録されます。あとはそのまま店舗を出るだけで、自動的に会計が終了するという画期的なシステムになっています。

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