『SIXPAD』大ヒットの裏側は、どうなっているのか?

ZUU online / 2019年2月20日 21時0分

■「華」となるアスリートたちをサポート

どれほど技術的に優れた商品であっても、ヒットするとは限らない。ブランディングやマーケティングの施策は、どのようなものなのか。

ブランディングについては、「華と権威」という言葉を、社内でよく使っているそうだ。「華」とは、『SIXPAD』で言えば、アスリートたちのこと。登山家の三浦雄一郎氏やサッカーの槙野智章選手、長友佑都選手、バレーボールの石川祐希選手、プロボクサーのマニー・パッキャオ選手らのアスリートに、『SIXPAD』を使用した実感を、自分の言葉で発信してもらっている。「権威」とは、前述したような科学的なエビデンスのことだ。

「ロナウド選手については、『SIXPAD』の共同開発者になっていただいているので、SNSでの発信も積極的にしてくれています。『SIXPAD』が本物であると認めていただいているからこそ、協力していただけているのです」(熊崎氏)

「華」となる人との共同開発は、スキンケアブランド『MDNA SKIN』でマドンナと組んだことに始まり、他のブランドでも行なっている。

■当初から「ブランドを守る」ことを重視

マーケティングについては、当初からブランドを守ることを重視した。

「取り扱っていただく企業を一気に増やすと、お客様への売り方を管理しきれません。『SIXPAD』について正しく理解していただき、お客様にその価値を伝えていただくために、まずは、市場ごとに取り扱っていただく企業を1社に絞りました。その1社ごとに信頼関係を構築し、売り方についての教育もさせていただいたのです。その後、取り扱っていただく企業を増やしていきました」(熊崎氏)

2年目になると、サプリやトレーニングスーツなども発売し、『SIXPAD』ブランドの商品数が増えてきた。そこで、家電量販店などでの「ショップ・イン・ショップ」の展開も始めた。

「家電量販店では、ショップ・イン・ショップの出店を条件に、販売しています。これも、ブランドを守るための施策です。現在、49店あって、家電量販店の中でも坪当たりの売上げが高い売り場になっています」(熊崎氏)

■Creation・Technology・Branding・Marketingを同時に進めるブランド開発システム

一般的な企業では、技術や営業、広告宣伝など、業務内容ごとに組織が作られていて、技術を担当する部署は様々な商品を開発し、営業を担当する部署も様々な商品を売る、という体制が取られているだろう。

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