ユーロ圏の悪材料は出尽くし感がある、まずはユーロドル1.1380ドルへ

ZUU online / 2019年2月25日 15時30分

米中通商協議、ブレグジット関連の報道以外では、トランプ大統領は27日-28日の2日間の日程で北朝鮮の金正恩・労働党委員長との二回目の首脳会談を行う予定です。昨年のシンガポールでの会談以降、具体的な成果は出ていないため、トランプ大統領は今回は何らかの具体的成果を狙うものと見られています。ミューラー特別検察官のロシア疑惑に関する最終報告書が月内あるいは3月初めにも出来上がると言われており、また、メキシコ国境の壁建設費用を捻出するために、国家非常事態宣言を行ったものの、民主党などの反発は極めて強く、来年の大統領選で再選されるためにも、トランプ大統領は結果を求めているでしょうし、具体的に前進するものと考えています。

また、26日、27日にパウエルFRB議長の半期議会証言が注目されます。焦点としては、本年度FRBは追加利上げができるかどうかという点でしょうか。FOMC議事要旨から大きく乖離する内容になるとは考えづらいものの、FED高官の発言内容がややハト派よりからニュートラルになってきており、状況によっては、現在のレンジを抜けるイベントになるかもしれません。

◆ユーロドルのロングメイクは1.1320ドル

前週末の海外時間にて、ようやくユーロドル1.1320ドルのロングメイク成功です。1.1300ドルがサポートラインとして意識されることや、欧州関連の報道で悪材料が出尽くした感があるため、ロングでの戦略としています。1.1280ドル下抜けを撤退目途として、1.1320ドル付近でのロング、利食いについはまずは1.1380ドルを上抜けるかどうかの見極めです。

◆海外時間からの流れ

米中通商協議においては、24日まで延長されたことで、もしかしたらという思惑がドル円の動きを停止させましたが、本日のヘッドラインにて順調であることが確認されました。こうなると、焦点は「人民元相場を切り下げないという公約」が盛り込まれるかどうかでしょう。この公約が盛り込まれないのであれば、円安方向に向かうでしょうし、盛り込まれれば円高に向かうはずです。ただ、どちらにしても、ドル円のレンジを抜けるまでの材料にはならない公算です。

◆今日の予定

本日は、主要な経済指標は予定されておりません。要人発言としては、カーニー・英中銀総裁の記者会見が予定されています。

(提供:FXプライムbyGMO)

FXプライムbyGMO情報分析チーム
為替のみならず、株式、商品相場の経験者が多角的な目線でマーケットを分析します。執筆者は営業推進部マーケッツグループ長、稲井有紀、グループ長代行、崔 敏樹。

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