米航空会社、羽田空港の発着枠拡大で再び競う

ZUU online / 2019年2月27日 11時30分

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出典:Getty Images

―アメリカン、デルタ、ハワイアン、ユナイテッドは、増枠を虎視眈々と狙っています-

モトリーフール米国本社、2019年2月25日投稿記事より

今年初め、日米両政府が東京近郊の米空軍基地関連の新たな飛行経路で合意しました。

この変更により羽田空港の発着枠が拡大され、2020年春から米航空会社に新たに12の国際線発着枠(昼間)が追加されることになりました。

既に羽田空港に国際線発着枠を持つアメリカン航空(ティッカー:AAL、以下「アメリカン」)、デルタ航空(ティッカー:DAL、以下「デルタ」)、ハワイアン航空(ティッカー:HA、以下「ハワイアン」)、ユナイテッド・コンチネンタル航空(ティッカー:UAL、以下「ユナイテッド」)の4社は、増枠確保に積極的です。

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■ 米航空会社は30年以上を経て羽田空港の発着枠を獲得

30年以上にわたる交渉の後、2010年後半に米航空会社は初めて羽田空港の発着枠を獲得しました。

上述と同じ4航空会社が、4つの発着枠を目指して激しく戦いました。

しかし、発着枠は夜間(午後10時から午前7時)に限られていたため、路線のほとんどは商業的にはうまくいかず、唯一の例外は、ハワイアンのホノルルへのフライトでした。

2016年末になり、ついに米航空会社は昼間の発着枠を得ました。

現在、5発着枠があり、内訳はアメリカン(ロサンゼルス)、デルタ(ロサンゼルス、ミネアポリス)、ハワイアン(ホノルル)、ユナイテッド(サンフランシスコ)となっています。

なお、ハワイアンはハワイ行きの追加便用に夜間の発着枠を1つ維持しています。

これらの昼間のルートは全て成功しており、当然のことながら、4航空会社は羽田空港での昼間の増枠を切望しています。

そして日米間の新たな合意の下で、今日の5枠から合計17枠に拡大します。


■ 米国運輸省、航空会社の要望を検討

羽田空港の12の新たな昼間の国際線発着枠は、各航空会社が提案するフライトの公益性分析に基づき、米国運輸省(DOT)が配分します。

分析には、どのフライトが旅客の利便に資するか、また競争を高めるか、が含まれます。

4航空会社が合計19の発着枠を要求したため、DOTはフライトを選択する必要があります。

デルタとユナイテッドは、それぞれ毎日6発着枠を要求しています。

デルタは、アトランタ、デトロイト、ポートランド、シアトルへの毎日のフライトと、ホノルルへの毎日2回のフライトを提案しました。

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