【10-12月期米GDP】前期比年率+2.6%、個人消費、在庫投資の伸びが鈍化

ZUU online / 2019年3月1日 21時0分

なお、連邦政府支出では、国防関連支出が+6.9%(前期:+4.9%)と前期から伸びが加速した一方、非国防支出が▲5.6%(前期:+1.6%)と、13年10-12月期(同▲7.7%)以来の落ち込みとなった。

●(貿易)石油関連輸出が増加する一方、コンピュータ関連や石油関連の輸入が減少

10-12月期の輸出入の内訳をみると、輸出が前期比年率+1.6%(前期:▲4.9%)と前期から増加に転じたほか、輸入が+2.7%(前期:+9.3%)とこちらは前期から伸びが鈍化したため、当期は輸出入ともに貿易収支を改善させる方向に働いた。

輸出を仔細にみると、サービス輸出が前期比年率+1.4%(前期:+2.4%)と前期から伸びが鈍化する一方、財輸出が+1.6%(前期:▲8.4%)と前期から増加に転じて全体を押上げた(図表7)。財輸出では、食料・飲料が▲47.9%(前期:▲19.5%)と2期連続の大幅なマイナスとなったほか、自動車関連も▲13.2%(前期:▲14.1%)と3期連続で大幅なマイナスとなった。一方、石油関連が+41.4%(前期:▲5.8%)と大幅な増加に転じたことから、工業用原料が+13.1%(前期:▲4.8%)と前期から増加に転じたほか、民間航空機・部品等が+37.8%(前期:▲11.9%)と大幅な増加となったことから、資本財(自動車関連除く)も+5.5%(前期:▲4.1%)と前期から増加に転じた。

輸入は、サービス輸入が前期比年率+7.5%(前期+4.3%)と前期から伸びが加速したものの、財輸入が+1.6%(前期:+10.5%)と大幅に鈍化した(図表8)。財輸入では自動車関連が+11.6%(前期:+17.7%)、消費財(自動車関連除く)も+13.3%(前期:+12.0)と前期に続き2桁の伸びを維持した。一方、石油関連が▲20.6%(前期:+6.9%)と大幅な減少に転じた。また、コンピュータ関連が▲25.8%(前期:+6.2%)と大幅に落込んだことから、資本財(自動車関連除き)も▲2.8%(前期:+6.7%)とマイナスに転じた。

●(物価・名目値)PCE価格指数(前年同期比)は総合、コアともに物価目標を下回る

10-12月期のGDP価格指数は、前期比年率+1.8%(前期:+1.8%)と前期から横這い、市場予想(同+1.7%)は上回った。この結果、名目GDP成長率は前期比年率+4.6%(前期:同+4.9%)と前期から伸びが鈍化した。

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