中国主導で豪ドルは再び軟調地合いに突入しそうだ

ZUU online / 2019年3月5日 12時55分

3月1日の米法定債務上限の適用停止期限は、ムニューシン米財務長官が、特別債務措置により一時停止の6月5日までの先送りを発表しており、目先の懸念材料ではなくなりました。ドル円が112円台を安定して維持するには、27日頃に予定されている米中首脳会談で最終合意に到達することが必須になりそうです。全人代での習中国国家主席の発言でネガティブサプライズがあるとは考えにくいですが、トランプ大統領が署名するまでは、本格的なリスクオンにはなりづらいでしょう。

◆ECB理事会までは我慢

ポンドにとってプラスマイナスどちらの材料も出てきていますが、ユーロポンドについては0.8590ポンド付近中心の推移になっています。上値の重さは確認できるものの、下値の底堅さも確認できる状況です。今週のECB理事会がユーロ売りのイベントとして考えているため、ユーロポンドについては、ここは我慢です。0.8590ポンドでのショート、利食いについては変わらず、2017年4月安値の0.83ポンド前半を目指すものの、ポンドのボラティリティが低下するようであれば、0.85ポンド前半での利食いも検討、損切りは0.8650ポンド上抜け水準です。

◆海外時間からの流れ

全国人民代表大会、米中通商協議が注目材料として捉えられていますが、前日の海外時間にトランプ大統領のロシア疑惑に関して、米下院の3委員会がトランプ大統領に対して、プーチン露大統領との会話内容の詳細を文章として提出する事を要請したと報じられています。為替材料になりそうでならなかった同問題、米中通商協議後には、フォーカスされる可能性は考慮しておいた方がいいかもしれません。

◆今日の予定

本日は、英・2月サービス業PMI、米・2月ISM非製造業景況指数などの経済指標が予定されています。要人発言としては、カーニー・英中銀総裁の議会証言、バーキン・リッチモンド連銀総裁の講演が注目されそうです。

(提供:FXプライムbyGMO)

FXプライムbyGMO情報分析チーム
為替のみならず、株式、商品相場の経験者が多角的な目線でマーケットを分析します。執筆者は営業推進部マーケッツグループ長、稲井有紀、グループ長代行、崔 敏樹。

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