ジム・ロジャーズが注目する朝鮮半島への投資

ZUU online / 2019年4月12日 12時0分

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出典:Getty Images

ジム・ロジャーズが注目している意外な投資先が朝鮮半島です。米朝首脳会談が最近開かれ、国際政治経済の中でも重要なイベントとしてニュースでも注目されました。ベトナムのハノイで行われた第2回米朝首脳会談では、北朝鮮の非核化に向けた交渉は決裂しました。そのためアメリカの経済制裁も結局は解除されないままとなりました。

しかし、朝鮮半島が持っている経済成長のポテンシャルと、北朝鮮の動向は投資家として注目しておくべきテーマの一つです。北朝鮮の開国・南北朝鮮が統一がなされれば、韓国経済の抱える少子化や労働力不足が解消され、豊富な北朝鮮の天然資源も経済成長を後押しすることが予測されます。そして世界中から朝鮮へ資金が流入され、世界的にも注目される投資先になるでしょう。同時に日本の隣国の朝鮮半島が大きく経済成長することで、日本の相対的な地位が低下してしまう可能性も否定できません。

しかし、そうなった場合でも投資家は朝鮮半島によって朝鮮の経済成長をとりこむことができます。直接投資しないにしても、朝鮮半島の動向は国際経済にとって大きな影響を与えるので、投資家としても無視できません。

■ 北朝鮮が開国したら朝鮮半島は大きく成長する

ミャンマーは2011年に事実上、開国されました。軍の影響を残しながらも、開国されたミャンマーは大きく経済発展しました。

現在はロヒンギャ問題などの外交的・政治的な問題を抱えており、通貨チャットが安くなり足元の経済は停滞気味であるとはいえ、大きな伸び代を秘めていることに変わりはありません。

北朝鮮は共産主義国で経済は低迷を迎えたままでした。しかし開国されることで経済が活発化し諸外国からも資本の流入が期待されます。多くの先進国が経済的に伸び代が小さい停滞期を迎えている中で、北朝鮮が開国されれば世界中から注目が集まるのは必然です。

ジム・ロジャーズがかつて注目していたミャンマーは開国で大きな経済発展を遂げている最中ですが、北朝鮮にもミャンマーと同様、大きなポテンシャルを秘めています。

■ 北朝鮮のポテンシャルは高い

北朝鮮は貧しい独裁国家でポテンシャルが高いと聞くと驚く人もいるかもしれません。しかし北朝鮮は資源大国でもあります。ウランや金などのレアメタルに恵まれています。そして開発可能な天然資源が現在も豊富にあり、開国されれば世界的な天然資源大国としての強みが発揮されます。

また1970年代まで北朝鮮は韓国よりも豊かで実質的な国民総所得が高かったのです。共産主義になってから韓国に大きく引きはなされましたが、開国されれば本来のあるべき経済水準まで大きく伸びていく可能性があります。もともと北朝鮮は教育熱心で貯蓄をする国民性があるとジムロジャーズも指摘しており、天然資源だけではなく、国民性も経済発展するための条件を満たしています。北朝鮮は人的資源、天然資源に共に恵まれており、経済発展し技術の集積もある韓国と弱点を補いあうことで大きく躍進できると考えられます。

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