老後資金のためのリバースモーゲージのメリットと落とし穴

ZUU online / 2019年5月21日 13時0分

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出典:Getty Images

日本は高齢化が進み、2040年には65歳以上人口が3割超えになる見込みです。年金の受給額も老後の生活の支えには心もとないと考える人も多いのではないでしょうか。老後の資金不足を補うために注目を集めているのがリバースモーゲージです。

自宅を担保にお金を借りても実際に返すときには、寿命をまっとうして自宅を金融機関に差し出すというイメージで知られているのではないでしょうか。有り体に言えば、寿命をまっとうしてしまえば墓の下に入るわけですから、自宅がなくなっても問題ない。そして生きている間に必要なお金が入ってくるのだから、老後資金で生きている間のお金に困らないと考える人もいるかもしれません。

しかしリバースモーゲージのメリットの裏には多くの落とし穴があります。高齢社会で老後資金を補う選択肢として、リバースモーゲージに興味をもつ人もいるかもしれません。また親がリバースモーゲージを検討していることもあるでしょう。そこで本記事ではリバースモーゲージのメリットと落とし穴をご紹介します。

■ 人生100年時代で手元の生活資金に困る未来

人生100年時代といわれています。特に日本は長寿国で今後、長生きすることで生きている間に必要なお金が増えていきます。手元に十分な生活資金を用意できない人も今後、増えていくことが予想されます。

政府は副業の解禁や誰もが活躍できる一億総活躍社会の実現を掲げています。今後は国や会社に頼れず、自力でお金を稼がなければいけない時代だというメッセージとも受けとれるでしょう。

しかし、働いて得られるお金だけでは生活資金が不十分なのではと不安を感じる人も少なくはありません。リバースモーゲージはそんな老後の生活資金の用意のひとつの選択肢です。一方で思わぬ落とし穴も潜んでいるため利用には慎重になるべきです。

■ 自宅を担保に融資を受けて最後に返すリバースモーゲージ

リバースモーゲージとは、自宅を担保にした融資制度の一種です。通常の住宅ローンは自宅を担保に金融機関から一括で融資を受け、定期的に返済していく制度です。

一方リバースモーゲージは通常の住宅ローンと同じで持ち家を担保にして一括で融資を受けるのですが最後(主に死後)に一括返済をします。通常の住宅ローンと同じで自宅を担保にするところは同じです。しかし返済の時期がリバースモーゲージの場合、最後(死後)に来るのです。住宅ローンを担保にして融資を受けた資金を老後の生活の資金にあてることができます。

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