社員の幸せを追求する会社が成長するワケ

ZUU online / 2019年5月26日 17時30分

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社員の幸せを追求する会社が成長するワケ(画像=studiographic/photoAC)

ほんとうに大切な「あたらしい働き方」のお手本

■会社が働き方の自由度を高めるときの、3つの原動力とは?

一定のルールの中で出勤や退勤の時間をずらすことができるフレックスタイム制、自宅や外出先など働く場所の選択肢を増やすテレワーク(リモートワーク)など、日本ではいま、従業員の働き方の自由度を高めていく流れが加速しています。

しかし、「働き方を変えるのは難しい……」と二の足を踏んでいる会社も少なくありません。また、「新しい働き方を取り入れるぞ」と動き出したものの、失敗に終わってしまった会社も多いかもしれません。

働き方専門ライターとして「これからの働き方」や「新しい組織の形」をテーマに数多くの取材を行なっている、やつづかえりさんによると、より自由な働き方を実現しようとする会社の原動力は大きく3つに分類できるそうです。

1. 流行に乗って

ひとつは「流行に乗る」というもの。世の中の「働き方改革」ムードに「我が社も何かしなければ」と、在宅勤務制度を取り入れてみたりする、というもの。これは、失敗につながりやすい原動力です。

もちろん、流行に乗ることが必ずしも悪いわけではありませんが、新しい制度を導入するなら、自社にとって「なぜそれが必要なのか」を考えて社員の共通認識にする必要があります。それがないと、現場の社員は必然性を感じられず、悪くすると「仕事をやりにくくする悪制度」ととらえられ、上手に活用されることはないでしょう。

2. 必要に迫られて

2つ目は、人材の確保・維持のために必要に迫られて、というもの。現在、多くの業界や職種が人手不足に喘いでいます。この状況は少子高齢化によってますます深刻になっていくでしょう。

優秀な人材を引きつけるために会社の魅力のひとつとして自由度の高い働き方を掲げ、毎日定時に出勤するという働き方ができない人でもいいから必要な労働力を確保しよう、というわけです。

この場合も、「本当は毎日定時に出社してほしいけれど、仕方がない……」と、新しい制度を“必要悪”と考えてしまうと、多様な働き方をする人たちをとりまとめる管理職や、“従来型の”自由度の低い働き方をしているまわりの同僚の負担感が増してしまう可能性があります。

3. 自由と自律がもたらす効果に期待して

3つ目が、社員に自由を与えることの意味をよりポジティブにとらえているケースで、最も成功につながりやすい原動力です。

「仕事とは、みんなが決められた時間に一箇所に集まってするもの」という常識を疑い、もっと自由にした方が生産性も社員の幸福度も上がるのではないか。そう考える会社があります。

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