【4月米個人所得・消費支出】個人所得(前月比)は+0.5%、消費支出+0.3%と共に堅調な伸び、市場予想も上回る結果

ZUU online / 2019年6月3日 19時0分

物価は(前年同月比)は、総合指数が18年11月以降、コア指数も19年1月以降はFRBが物価目標とする2%を下回る状況が持続している。もっとも、総合指数が2月の+1.3%を底に、コア指数も3月からは上昇に転じているため、足元でインフレ率の低下には歯止めがかかっている。

■所得動向:可処分所得の伸びが加速

4月の個人所得(前月比)の内訳をみると、賃金・給与が+0.3%(前月:+0.4%)と堅調な伸びを持続していることが確認できる。さらに、前月に農家に対する政府補助金が大幅に減少したことで大幅なマイナスとなった自営業者所得が4月は横這い(前月:▲1.0%)と前月から回復がみられたほか、利息配当収入が+1.6%(前月:▲1.0%)と大幅な増加に転じて所得を押上げた。

一方、個人所得から税負担などを除いた可処分所得(前月比)は、4月が+0.4%(前月:+0.1%)と前月から伸びが加速した。また、価格変動の影響を除いた実質ベースも+0.1%(前月:▲0.2)と前月からプラスに転じており回復を示した。

■消費動向:高い伸びとなった前月の反動から全般的に伸びが鈍化

4月の名目個人消費(前月比)は、財消費が+0.2%(前月:+2.3%)、サービス消費も+0.3%(前月:+0.6%)と3月の消費が好調であった反動もあって、前月から伸びが鈍化した。

財消費では、耐久財が▲0.8%(前月:+3.7%)と前月の大幅なプラスからマイナスに転じたほか、非耐久財も+0.7%(前月:+1.6%)と前月から伸びが鈍化した。

耐久財では、自動車・自動車部品が▲2.0%(前月:+9.1%)と大幅な伸びとなった前月の反動もあってマイナスに転じたほか、家具・家電▲0.1%(前月:+0.9%)、娯楽財・スポーツカー▲0.2%(前月:+0.8%)なども軒並みマイナスとなった。

また、非耐久財ではガソリン・エネルギーが+6.7%(前月:+5.3%)と前月から伸びが加速したものの、食料・飲料が+0.1%(前月:+1.0%)、衣料・靴も横這い(前月:+1.3%)と前月から大幅に伸びが鈍化した。

また、サービス消費も、住宅・公共料金が+0.1%(前月:+0.6%)となったほか、外食・宿泊が+0.2%(前月:+0.9%)、娯楽サービスも+0.2%(前月:+1.9%)と、いずれも高い伸びとなった前月から伸びが鈍化した。

■価格指数:エネルギー価格の物価押上げが持続

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング